【射撃のすゝめ 】銃を考える(2)

では次に狩猟で散弾銃を使用するパターンを考えてみます.

基本的には自動銃が多いです.
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自動銃でも装填できる弾数は薬室1,弾倉2の計3発ですから,上下二連と大して変わりません.ですからもちろん上下二連,若しくは銃身が水平に並んでいる水平二連という若干古風なスタイルの銃を使う人もいます.ただ上下二連は割と重いです.水平はやや軽いですが.

でもまあ一般的には自動銃の人が多いですし,私も自動銃をお勧めします.リブ付きの自動銃なら飛んでいる鳥も撃てますし,マウントがあればスコープやドットサイトが付けられ,四つ足にも使えます.というわけで,割とつぶしが利くのです.上の例はカンチレバーというバレルにマウントがついている銃で,大物に使います.鳥は下のようなリブ付きを使います.
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リブ付きの自動銃の例・ベレッタ製

もし鳥も獣も両方やるならバレルだけ2本買って取り替えて使うというのが一番安上がりかなと思います.(でも実際はそれぞれで買った方が良いとは思う)

でももし仲間のルールで一粒玉しか使えなくて(犬に当たる可能性があるので),大物しかやらないのであればスラグ専用銃を使う方法もあります.
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ただしこのタイプは鳥猟には全く向きません.ハーフライフルが切ってある場合は,散弾が散ってしまいますし,そうでない場合でもリブがないので動的を狙うのは難しいのです.なので,先に述べた自動銃でスラグや大粒散弾を使うほうが便利だと思います.鳥撃ちも出来ますしね.

ただ猟期は短いので,あとのシーズンはどうするかというと,やはりクレー射撃で腕を磨き,何より銃の扱いに慣れることで安全面も担保されるようになりますから,クレー射撃もやりましょう.(1)で書いたようにトラップとスキートがメインですが,スキートはともかくトラップでは自動銃は嫌がる人もたまにいます.というのも自動銃は右に排莢されるものが多いので,次の射手の方に薬莢が飛ぶわけです.私は全く気にしませんが,中には自分の番に向けて精神状態をコントロールしているような人もいて,そういう人には気になるらしいです.スキートは行列になって撃つので,そういう問題はありません.あとは実猟により近い競技として,フィールド射撃というものがあります.これは 10m トラップ(普通のトラップは15m),5m ダブルトラップ(一気に2枚クレーが出る),スキート(使う射台や枚数が少し違う)の複合競技です.自動銃はチョーク交換式が多いので,種目によって絞りを変えます.猟友会主催の射撃会ではフィールド射撃をやることが多いです.

逆に狩猟よりフィールド射撃に力を入れている人もいまして,そういう人はストックやバレルが交換できるタイプの上下二連を使っています.(ルール上は機関部は交換できないが,種目別にバレルやストックを現場で交換することは可能)あとは交換までいかなくても,チョークを交換できる上下二連もフィールド用として売られていまして,使っている人はよく見かけます.

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