はっとりさんちの狩猟な毎日

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はい,あっという間に読み終わりました.イラストが多く,文字数も少ないですから,ご飯後のまったりお茶タイムで読了. 基本的には予想通り,野生な旦那に引っかき回される奥さんの話でした.笑 うちも似たようなものかも知れないけど,幸い私は登山に興味がないので,自分の方が奥さんに心配をかける度合いは低いと思ってます.笑 面白かったのは,こういう家に育った娘さんは,積水ハウスにニトリの家具が夢らしい.笑 まあ,価値を理解できるのは実際にその夢を叶えてからかも知れませんけど. 内容は狩猟とは関係なかったです.旦那が狩猟でとってきた肉を食べてる,というだけ.狩猟に関わりの無い人だと,お弁当にヌートリアの唐揚げが入ってるだけで「ザ・狩猟!」って感じなのかも知れませんが,狩猟成分を期待して読むと,それははずします.でも割と面白かったですよ. さてこの本ですが,実はもう私の次の予約も入ってるので,早々にお返しします.
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やっときた〜

図書館からメールが来ました.予約していた本が届いたらしい.それはこちら.
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はっとりさんちの狩猟な毎日
やっとですよ〜.これを頼んだのは夏だった気がする.予約状況を調べてみると8月下旬に予約を入れて,ようやく順番が回ってきたことになります.5ヶ月もかかりましたよ〜.苦笑 だったら,買えよというところでしょうけど,こちらも買えない事情があり....とりあえず明日にでも借りてきましょう.
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がっかり Wolfe

以前よりこちらの雑誌を購読しておりました.
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うちの書架はいっぱいなので,雑誌は基本的に自炊(裁断してスキャンで pdf 化)します.この雑誌は電子版(pdf)があったので,それを購読していました.するとそれは3誌パックになっていて,Successful Hunter と Rifle 誌がついていました.これらはそんなに興味はないですが,おまけだから読んでいたくらいな感じ. そんな昨今だったのですが,この出版社が先日サイトをリニューアルしたというので見てみると,ログインしてもダウンロードページがありません.おかしいなぁ,クレジットカードにはチャージされてるんだけど....subscribe のページを見ると5誌パックで $23.97 になってるぞ??でも昨年末のクレジットカードへのチャージは $19.97 でした. どうも従来の3誌パックがなくなって,今年からは5誌パックになってしまったようです.残り2誌は押し売り?苦笑 でも私の場合は,昔の3誌分の価格だから文句もないですけど....いや,そもそもダウンロードページがないのはおかしいだろ?というわけで,早速メールしてみました.すると,まもなく返事が来て,ショッキングな事態が判明. それはなんと従来の pdf をダウンロードするのはなくなったということなんです.記事は基本的にウェブ上にあって,それを読んでね,プリントもできるよ,とのこと.パソコンだとめっちゃ読みにくいんですけど.....やっぱり紙面に載せるように編集された形状ではないので,プリントすると読みにくいですしね.ブラウザ上でも記事の移動とか使いにくいなぁ. ただ利点もあります.私は3誌分しか払ってませんが移行措置なのか,5誌パックに入っている Black Powder Cartridge News と,Upland Almanac も読んで良いらしい.あとはバックナンバーも読めます.それにオンライン限定記事も少しあるようです.
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でもさ〜,黒色火薬は使わないし,upland も日本とはずいぶん違う上に,私のメインは waterfowl だからあまり読みたい内容はなさそう.こんな感じで不満ばかり言ってますが,具体的にどんな風に見えるかと言いますと,紙面でこんな記事があったとして...
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これの同じウェブ記事をみると
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という感じです.なんで読みにくいのかなぁと思ったら,ウェブだと1段組だから横に長すぎるんですね.誌面は3段組です.これは日本語でも同じですね.小さな画面のスマホで読むのにはいいのでしょうけど,私は 27" で見てるからなぁ.あとは1誌づつ手元にファイルをとっておきたいというのもあります.オンラインだと各ページは保存できても,記事毎にバラバラのファイルになっちゃいますからね. ところで主に興味のあった Handloader 誌ですけど,日本で一般に使われているようなカートリッジの話題ってとても少なくて,何年もとってるけど,ほぼ記憶に無いんですよ.あ,最新号に 308 がちょっとだけ載ってるか.まあいずれにしてもそろそろ卒業かなぁ.今年はもう自動更新になっちゃってるから,今年いっぱいかな.でも一応前の方がいいよとメールしたので,もしこれが聞き入れられちゃったら,また更新しちゃう可能性もないとは言い切れないかも.笑
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Sierra vs Lyman 308Win 編

先日買った Sierra Reloading Manual と,Lyman 50th でレシピがどう違うか見てみました.
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ここでは 308Win で比較してみましょう.よく使う 150gr SP を見ます.私の主力推進薬は H4895 なのですが,Lyman の方に載ってないので,とりあえず IMR-3031 と IMR-4064 あたりで見てみましょうか. まず Sierra の IMR-3031 では
39.3gr - 2550fps min 40.8gr - 2650fps 42.4gr - 2750fps max
ついで Lyman では
40.0gr - 2544fps min 43.5gr - 2942fps max (compression)
でした.単位薬量あたりの弾速変化(Δ)を求めると,Sierra では 64.5fps/gr なのに対し,Lyman だと 113.7fps/gr で結構違います.試験銃はいずれも 24" Universal で,ツイストも 1-10" で同じなのですが.... 火薬メーカーが出したマニュアルだと大盛推奨な傾向があると言われていますが,Sierra/Lyman はいずれもちがいます.が,これだけ比べると Lyman の方が強気ですね.次に IMR-4064 で見ますと,Sierra は
41.2 - 2550 min 42.8 - 2650 44.7 - 2750 46.8 - 2850 max
でした.Lyman は
43.0 - 2645 min 48.0 - 2890 max (compression)
です.Δは Sierra が 53.6fps/gr,Lyman は 49.0fps/gr です.こちらは 3031 ほどの差は無いようです. ちなみに火薬の燃焼特性は温度によっても変化しますが,これらのマニュアルにはいずれも試験時の気温などは書かれていませんでした.なので,どの辺から差が出てくるのかはわかりにくいですが,バレル長も差はかなり大きいですし,それ以外も自分の環境とは異なるので,いずれにしても自分でレシピは作らないといけないのは確かです. ところで以前 Hodgdon のデータを見たときには盛りが良かったので,さすが火薬メーカーだ,と思ったのですが,上のケースではどうなるか見てみました.すると IMR-4064 の max は 47.7gr,3031 は 43.5gr でした.Sierra に比べれば大盛り推奨なのは確かですが,Lyman と比べるとそれほどの差は無いですね.そう考えると,「薬量メーカーのマニュアルは概して盛りが良い」というのは単なる偏見だったかも知れません.笑

遠野物語考

さて年明け一発目の図書館シリーズです.
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遠野物語に出てくるお話しを動物別にまとめて考察を加えています.時代的にはニホンオオカミが絶滅する直前を知っている人が存命だったときあたりを含んでいます.絶滅に至った経緯なども多少は理解できる程度にとりあげられています.現在のシカやイノシシの増えすぎに対してオオカミを再導入しようなどという考えを持っている人たちがいることは承知していますが,それが結局はさらなる害をもたらすであろうことが理解できると思います. ところで従来の民俗学が主に聞き取りだけに頼っていて,例えば出てくる動物の同定などすべきところ,うやむやになっていることを筆者は問題視しています.自然科学の立場からも考察を加えるべきという筆者の意見には反対しませんが,科学的視点を導入すると言いながら,それほど多くない根拠を元に断定口調であったりするところは気になりました.あとは民俗学のあり方自体にも疑問を投げかけていたりします.ただ私はバックグラウンドが異なる以上,理解が完璧にはならないというのは仕方ないと思います.例えば私は関東人ですが,テレビで関西のお笑いを見ても,面白いとは感じないものがよくあります.関西のバックグラウンドがあれば,きっと面白さが理解できるのでしょうけども.民俗学で拾う昔話も文化的背景がないと完全な理解に及ばないものもあるはずです.そして理解できていない人が記録すれば,当然それは聞いたままに書いたつもりであっても,拾いきれないことがあるのだろうと推測できるわけです. さてここは射撃狩猟ブログなので,民俗学の話を深掘りするつもりはありません.この本をここでとりあげたのは,ちょっと昔はシカやイノシシの分布が今とは違っていたとか,マタギの社会的立場が現在とはずいぶん異なるとか,狩猟を考えたときに,関係する事柄が割と多くあって興味深かったからです.民俗学とあわせて興味のある方には,ある程度おすすめできそうです.40年以上前の本ですが,古本でも入手は可能でしょう.まあ今の話ではないので,実利はありませんし,買うほどではないかな?と思います.図書館で借りて読むのが一番良いと思います.

新白河原人

冬休み図書館シリーズ,次はこちら
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これはイラストの多いエッセイという感じ.ログハウスを屋根以外自力で作ってしまうところなんかは驚異的です.面白そうだとは思うけど,なかなかまねの出来る話ではないですね.でも面白いです.丸太の積み方とか,イラストで説明されていて,参考になります.もちろん自分じゃやらないけど.笑 畑をやれば出来る作物は期間が決まっているので,小松菜ばかり出てくるとか,作物をイノシシにやられて,怒りに駆られて罠(無許可)を仕掛けたとか.食事は野菜がメインで,あとは鶏を飼っているので卵を毎日,そしてたまにつぶした鶏が貴重なタンパク源だとか.聞けばなるほどというお話しがどんどん出てきます. 筆者は漫画家なので,このような生活の様子をコミックスにしているようです.最新刊は釣りらしいですが,狩猟免許でも取ってもらって,罠なり銃猟なり始めてくれたら面白いんじゃないかなと思いました.
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日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?

年末年始のために何冊か本を借りてきた中の一冊がこちら.
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表題からは歴史の話っぽいかと思いきや,まあそういう面はなくはないにしても,基本的にはいろんなところの狩猟に同行して,その肉を食べさせてもらうというお話し.北は北海道(礼文)から,南は沖縄(西表島)までいろいろあって面白いと思いました.具体的には 沖縄 イノシシ 宮崎 イノシシ 大分 シカ 高知 ハクビシン 大分 アナグマ 北海道 トド です.いずれも猟に同行して,解体して料理を食べるという流れ.ただ最後のトドは捕れなくて,あとタヌキも食べたかったけど無理だったようです.まあ私はタヌキはくさくて食べれたもんじゃない,という意見に一票ですけどね.でもそれが好きな人もいるので,筆者は食べたら気に入るのかも知れませんが. 山でタヌキを見ることは度々あるのですが,そのとき持っているのはライフルなので撃てないんですよ.散弾を持っていく鳩撃ちでもまれに見ますが,そういうときは7半しか持ってないしね.まあ大粒持っててもそもそも食べる気もないから撃ちませんけど. しかし思うのは,筆者にも是非銃猟をやってもらいたいということです.そうすれば,掲載する写真の選び方も変わるんじゃないかな.どれとは言いませんが,この本にも良くないなぁと思うものが入ってます.

Steel Shot Reloading Manual

鉛弾が将来的に使えなくなる可能性はあるので,今のうちに勉強しておこうかなと買ったのですね.
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$9.99 もするので,それなりに厚いかと思ったら,なんと表紙込みで p.32 しかありません.要するに使っている紙は表紙を入れても8枚しかないです.せめて内容はそれなりに勉強になればと思いきや,disclaimer, caution, warning ばかりで,スチール弾リロードについては当たり前のことしか書いてありません.それは (1)鉛弾用のチャージバーは使わない(=重さが変わるという意味),(2)鉄は湿気でさびるから気をつけろ,ということです.あと号数,粒数,重さなどの表がスチール弾用になってるところはこの本らしい点ではありますね.でもそんなのチャージバー替えたら見ないしなぁ.レシピについては 12GA 2-3/4" は他より多いものの,それでも4ページと1行しかなく,その中に私たちがなんの支障もなく使えそうなのは一つも無し,どうにかすれば使えるかも知れないというものを含めても1つしかありませんでした.まあそもそも Lyman 本には一つも無かったから,それよりはマシだったのかも知れないけど....苦笑 このシリーズの鳩本は期待してたより面白かったので,この本は正直期待していたわけですが,個人的には買わなくても良かった本の筆頭にあげられるかも.まさに失敗でした.苦笑
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Sierra Reloading Manual 6th Edition

昨日着弾したものの中の一つがこちら.
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ファイルでかさばるんですよねぇ.仕舞っておく置くところを選ぶなぁと思っていますが,こんなに分厚いです.
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紙の部分の厚さは 7.5cm あって,ほぼ広辞苑(8cm)と一緒です.まあ広辞苑は紙が特別に薄いのを使っているので,マニュアルのページ数は半分以下でしょうけども.これだけ厚いと製本もコストがかかるんですかね?それでファイルになっているのか,それとも何かあって差し替えするときに便利だからなのか.... 内容はまだしっかり見たわけではありませんが,レシピを除いた読み物部分だけでも 200 ページ以上あるので,結構楽しめそうです.レシピに使われている火薬も,ディスコンのは載ってないみたいで,Enduron シリーズを始めとして,現在入手できるものに絞ってあるように思います.
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ただやっぱり分厚すぎて,寝物語に読むのは厳しいです.読むところだけ抜き取るか,自炊してパッドで読むかという感じでしょうかね.

ライフル版出ないの?

以前ピストル弾薬事典を買いました.
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もちろん国内でピストルを撃つことはないので,どっちかというと続編になるはずのライフル弾薬事典の発刊を促す意味も多分に含んで買ったわけですが,なかなか出る気配がありません. もう出すつもりないのかなぁ.いくら売り上げを上げてあげたいからと言って,AKB みたいに同じ本を何冊も買うつもりもないので,見切りをつけてアメリカの本を探したら....
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当然のようにちゃんとあるじゃないですか.その名もずばり Cartridges of the World. ピストル事典には270種類のカートリッジが掲載されているのに対し,アメリカのこちらは1500種類以上が載っているそうです.もちろんライフルやピストル,リムファイヤなども入っていると思います.もうこれを買えば良いかな.

Sierra Reloading Manual 6th edition

先月出てたことに今頃気づきました.
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Sierra マニュアルの第6版です.掲載カートリッジを見ると,マニアックなものまでいろいろありますが,欲しいのはごく一部のメジャーカートなのですよねぇ.まあどんなマニュアルも辞書みたいなものですからね.日本だったら 30-06, 308Win.... と数えていって何種類あれば足りるかなぁ.そういう統計があったら面白いんだけど,やぶ蛇になるかも知れないから誰もやらないか.苦笑 このマニュアルの利点は,日本で使う人の多い Sierra のレシピが載っているということですよね.他の弾頭メーカーだったら,当然そのメーカーのレシピだし,Lyman みたいな総合メーカーだったら,いろいろ採り上げているけど,その分 Sierra のデータが減ってしまいます. とはいえ,原理的に基本レシピは構造(ジャケット,銅ソリッド,鉛鋳造)と弾頭重量でほぼ確定するので,Sierra ユーザーが Sierra のマニュアルじゃなくても不自由はしません.現に私は Sierra のは持ってないし. ただこれから欲しいマニュアルも減ってきたので,そろそろ買っても良いかなと思ってはいます.Sierra manual の欠点は上の写真を見ても分かりますが,バインダ式になっていて,内容に比べて分厚くなってしまうところです.欲しいところだけ抜いて使えるよと言う意味でしょうけど,今や個々のカートリッジのデータはネットで入手できる時代だから,もう普通の本にしてもらったほうがいいなぁ.(だからといって全部電子化は素っ気ないからイヤ.笑)

アマチュア森林学のすすめ

今回の図書館シリーズはこちら.
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西口親雄著,アマチュア森林学のすすめ・ブナの森への招待です. アマチュアとは題しているものの,著者は林学科で森林動物学を専門とし,演習林でも教鞭をとっていた方ですので,森林とそれを巡る生態系に関しては専門家です.特にこの本ではブナの森を主題としていますが,他の樹種との関連や,昆虫や鳥,ほ乳類など森に住む消費者,菌類や昆虫などの分解者といった循環についても解説されています. 私がこの本を借りた動機は森の中でのイノシシに関する知見を得たいということでした.しかしシカの方が植生への影響が大きいのか,シカについては解説がありましたが,イノシシについては触れられていませんでした.シカの食害についてもですが,他の動植物との関連性を考えると,自然には自動的にバランスをとるような仕組みが備わっており,人間がとやかく手を出すべきではないというお考えでした.またオオカミの再導入に関しても否定的なお立場でしたが,自然の営みの妙を考えると確かにそうだなと得心いたしました. これらの知見から考えると,農業被害に関しては,有害駆除に税金を投入する付け焼き刃的対応よりも,しっかりとした侵入防止にその分の費用をかけるようにした方が良いだろうと思います.短期的には設備に費用がかかりますが,根本的解決であり,長期的にはそのほうがかえって経済的になる可能性もあります.ただ農業被害がなくなると,農家から見てハンターは益する存在ではなくなるので,現在のように温かく対応してくれたり,感謝されることもなくなると思いますが.苦笑 まあそれは置いとくとして,すると個体数調整のための有害駆除は行わなくても,獲物の増加もしくは狩猟税軽減といった魅力によりその分狩猟者が増えたり,あるいはそれ以上に個体数が増えてもそれを減らす方向に自然は環境を制御すると考えられるからです.まあそれは理想論であり,実際にはたくさんの問題があるから,今のようなことになっているのでしょうけども. というような感じで,いろいろ考える素地を与えてくれる本でした.

写真集

今回借りたのはこちら.
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「写真集」という名の写真家・幡野広志さんの写真集です. なぜこの写真家の本を借りたかというと,以前個展を見に行ったことがあって名前を知っていたというだけなんですけどね.狩猟の写真が並んでいて,そのとき展示されていた写真には残念ながらほぼ共感できませんでしたが,さらに時間をかけて組み立てたであろう写真集ではどうかな?と思って借りてみたのでした. 結局この写真集でも狩猟者として共感できる狩猟の写真はなかったです.彼が狩猟をやめた理由が分かった気がしました.ここで表現したことが彼にとっての狩猟であるなら,なるほど,そりゃ続ける意義も感じないないわけだ,と思ったのです. 反面,息子さんの写真はいいです.すごくいい.彼が子供にもっている愛情が感じられる写真です. 結局絵画も当然そうなのですが,写真も表現の手段としてとらえると,撮影者の見方の外のことは表現できないのかも知れないと思いました.
posted by ともぞう at 21:00Comment(0)

デリシャス大人気な狩猟本

以前書いたかも知れませんが,私は学生時代そこそこビブリアだったもので,自宅の書架はとっくにオーバーフローしています.もちろん仕事に必要な資料も多いので,捨てられない本は多く,そこまでいかないものを一念発起,懸命に自炊して在庫を圧縮して以降は入数を制限するように心がけています.仕事関連は制限するつもりはないですが,それ以外は基本的に衝動買いはしない,可能ならまずは図書館等で借りる,その結果持っているべきと思った本だけ買うというような感じですね.もちろん図書館にはないであろうリロード本は買いますが,狩猟本はとりあえず借りることにするわけです.(辛口なようですが,ほとんどの狩猟本は手元に置いておくだけの価値がないと思っているというのもあります.) ところでそんな中で今興味を持っている本がこちら.
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はっとりさんちの狩猟な毎日
サラリーマン猟師父ちゃん(服部文祥)とその家族を描くエッセイということです.なんか気になりますよねぇ.当然図書館に申し込んでいるのですが,なんと私の予約順位は現在7位.だいたい半月借りられるので,私の順番はざっと4ヶ月後ということになるのではないかと.来年か〜.苦笑 私は借りた本の予約数が伸びていたら,優先して読んで,さっさと返すようにしてますけども,そう考える人はあまりいないのか,今回も順位の繰り上がりが全然進まないんですよね〜.図書館も人気のある本はもうちょっと買ってくれたらいいのに.なーんて,そんなに読みたいなら自分で買えって話なんですけどねぇ.笑
posted by ともぞう at 21:00Comment(0)

狩猟生活 vol.5

でましたね.
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この手のムックの中では安い値付けで頑張ってるなと応援していたのですが,前巻まで出していた会社がつぶれてしまい,必然的に廃刊かと残念に思っていたのです.ところが商標の譲渡を受けた山と渓谷社から続きが出ることになったというわけです.これは応援せねば!と,早速買いましたよ.笑 リロードの記事もありましたが,残念ながらほんのちょっとでしたね.スラグのほうで使われていた hull は,今は亡き ASKA でした.雷管落ちないのかな?昔鳩マグナムに使っていてよかった印象がありますが,プライマポケットは修正して使ってました.うちでは今は全部 WAA/HS ですが,もうちょっと他にもやってみたいな〜.

はじめての狩猟

図書館にこの春出ていた本がありましたので,借りてきました.
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はじめての狩猟
監修者こそ前記事4部作の方なのですが,実際に書いているのは別の人かも知れません.ぱーっと読んだところでは,切り口がちょっと違うので,これもいいかなと思いました.ただレイアウトありきなところがあり,もうちょっと加筆した方がいいのではないかな?と思うところも多々あります. しかし,この本でも初心者向けなのにライフルを匂わせる記述が多いですね.鳥撃ちだとリブ付きが多いと思いますが,説明はスコープだけです. 気になったところはいくつかありますが,一つあげると,ライフルは撃つと鉛がこびりつくという記述ですかね.ライフルは銅がつくのが問題なのであって,鋳造弾(日本ではあまり撃つ人はいない.私は撃つけど.笑)でも撃たない限りは鉛はつかないと思います.あとは射撃姿勢の写真が猟野で撮影されているものが多いことです.もちろん実際に狩猟中に撮影しているのだとは思いますが,前の方から撮影している写真もあり,そうなると....(大人の事情により以下省略) あとデジ簡の説明の中で,アマチュア無線を狩猟で使うのは違法だという記載がありますが,これも間違いかと思います.正確には有害鳥獣駆除になると業務にあたるので,それに使用するのが違法なのであって,趣味で行う狩猟のときにアマチュア無線を使用するのは,その運用方法(無線局運用規則)を遵守する限りは適法です.それに無線(多分アマチュア無線のことを指している)は携帯電話と違い「強力な電波を発するためどんな山奥でも使用可能」というのも間違っています.電波は回折(例えば尾根越え)するとかなり弱くなります.周波数や環境によっても異なりますが,ざっと 1/100 から 1/1000 くらいでしょうか.ですから,いくつか尾根を超えた向こうとは交信出来ないケースも多々あると思います.それに「強力」の定義がどの程度か分かりませんが,携帯電話(も無線ですがね)も基地局側は数十W出ます.アマチュア無線のハンディ機は高々 5W くらいです.書籍にするならもう少し多くの人たちに意見を聞くと良かったかも知れませんね.今は出版業界も厳しいから,そこまで手間をかけることも出来ないのかな??あと,アマチュア無線機は「無線従事者免許」(免許証)がないと運用出来ないとありますが,実際はそれに加えて「無線局免許」(コールサイン)もとらないと運用(使用)出来ませんので,念のため. あ,なんかボロボロに書いちゃってるように見えるかも知れませんが,この本は写真やイラストが豊富で楽しく読めると思いますから,これから始めたいという方には書いていることを鵜呑みにしない程度に参考にしてもらって,是非挑戦していただけたらと思います.

銃猟の教科書

4部作の最終巻を借りてみました.
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狩猟,エアライフル猟,わな猟につづく第4弾「これから始める人のための銃猟の教科書」です.さすが最後だけあっていい感じになってきたように思います.うちの周りでこれから猟をやるなら,普通は銃猟だと思うので,これが初心者には一番良いかなと思いました. 気になった点はいくつかありますが,typo というかなんじゃこりゃっていうような間違いが見られたのと,リロードの話がライフルだけだったところあたりでしょうか.狩猟でライフルを持つには普通十年かかるのですから,これから始めるという人向けにはそんな先のことよりも,リロードならもっと手前にあるはずの,スラグやら散弾の話を書いてもらったほうがよかったんじゃないかと思いました.

最後の鉄砲鍛冶

久々の図書館シリーズです.以前ヘッポコ猟師さんにお勧めされていた本をようやく読みました.
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最後の鉄砲鍛冶 櫻木俊明 著
明治生まれの鉄砲鍛冶であった著者がリタイアするまでの人生を綴った本です.この本がでたのが今から40年以上前なので,今読むと何それ?的なところが多くあります.鉄砲鍛冶を辞めた理由はいろいろあったかとは思いますが,お得意さんが大したことのない量産品に毛が生えたようなものを自慢してきて,見る目のない者に自分が作るものと比べられるのが我慢ならなかったというのがきっかけだったとあります.苦笑 2番径1発で鴨87羽を落とした話とか,現代ではあり得ないことがたくさん載っています.銃工に関しては基本的には自慢しいな感じを受けなくもないですが,銃に対するこだわりはきわめて強く,文章表現能力のない名工が多かった時代に珍しく,著者は文芸にも興味があったことも影響しているのか,明治の人とは思えないくらい表現も平易で現代人でも分かりやすいかと思います. 面白いなと思ったエピソードはいくつもあります.例えば,刀工の手伝いもしたことがあったそうで,いい刀というのは傷口を開かせない刀身の刃の付け方をしているとか.他にも現在につながっていそうなところでは浜田銃砲(東京・外神田)も名前が挙がっていたり,横浜の今井さんって,今もやってらっしゃるあの今井さんの親御さんだったりするのかな?とか.あと当時はカービンとライフルは違うもので,カービンにはライフルが切られていなかったらしいです.ただ定義としてはカービンは短いライフルだと思うので,実際に筆者が扱ったものがそうであったということなのだとは思いますが.そんなのがあったのですねぇ. よく分からなかったのは,著者がライフルを作るようになったのはその破壊力に魅せられたからとあるのですが,当時でもあった軍用銃を使わなかった理由が,軍用銃は貫通力を考えて作ってあり,猟銃は破壊力を考えて作るから違うのだという下りですね.貫通力は弾頭形状と弾速が一緒なら,弾頭の構造で決まってくるのであって,銃の方で変わる理由はありません.これはおかしいなと思いました. あとこの本の中では 3006 と 30-06 は別のものとして扱われています.後者は多分 .30-06 Springfield なのでしょうが,前者は何なんでしょう?昔はそういうのがあったのですかね? ちなみに黒色火薬は燃焼速度が遅いとありますが,それは間違いだと思います.黒色火薬専用の銃に同じだけ無煙火薬を入れたら事故になるので,無煙火薬の方が速いと考えたのだと思いますが,燃焼速度と腔圧は比例するわけではないのを見落としているかなと思いました. 筆者は銃自体のことや,その作り方についてはとても詳しく,今では匹敵する職人さんはいないと思われます.が,その他周辺のこと,例えば弾頭や火薬,狩猟に関しては,その当時まだ知られていなかったなどといった時代背景があるかも知れません.常識などもだいぶ今とは異なり,そりゃダメでしょ的なことはたくさんあります.その辺のことは割り引いても,面白い話がいっぱいでした.(ただ筆者は子供時代家族に恵まれなかったり,戦争で何回も応召したりと,相当苦労したようなので,同じ人生を歩みたいとは思いませんけど.苦笑) 今の流通価格では買う価値があるかは分かりませんが,少なくともこんな時代があったということに興味がある人には読む価値があると思うので,図書館などで見かけたら読んでみると面白いと思います.ヘッポコ猟師さん,楽しい本のご紹介ありがとうございました.

図書館シリーズ・今や弾丸尽き...

図書館で昨年末あたりから狩猟関係の本を借りまくっていました.年末年始の休暇前とかはこんな感じに一気借りしたり.
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最初に関連書籍のリストを作って,そこから順繰りに借りていっていました.今までこの関係では 60 冊くらいは借りたと思いますが,まもなく図書館シリーズはネタ切れになりそうです.借りるのもすでに狩猟そのものずばりというのはなくなってきまして,ジビエ,民俗学といった周辺領域に分野が広がってきています.このままだと発散してしまいますね. ただ最近は別分野の本を借りてきてるので,ここでエントリするようなネタもないわけで.まあ買う本もそれなりにはあるのですけど,書庫がいっぱいなのでセーブ気味にしています.

北海道の山猟・川漁 山の人(熊)に学んだあれこれ

今回の図書館シリーズはこちらです.
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北海道の山猟・川漁 山の人(熊)に学んだあれこれ
表題を見て「クマにあったらどうするか」の姉崎等さんを思い出しました.それは和人とのハーフでアイヌ村に育ったものの,あまり猟のことは教えてもらえず,山に入って自ら学んだ(これを熊から教わったと表現)という話でした. 対し,この本は著者自身は熊猟どころか猟自体してないようなのです.なので,猟の話は知り合いの猟師に聞いた話です.川釣りは大好きなようで,本の半分以上を占めています.山猟というのは山菜やキノコの話なのかもしれません. とはいえ,知りあいの猟師の話は参考になるところもあります.まあ熊の話なのですけどね.山に持って行くのは,タシロ(山刀),皮剥ナイフ,ノコ,ロープ,サビタの杖とありました.アイヌはマキリ(小刀)も持って行くようです.杖以外は私も持って行っていますので,熊ならずも山での猟には共通したものがあるようです. サビタの杖というのはノリウツギという木で作った杖ということで,丈夫で良材らしいです.自分にちょうどいいのを見つけたら一生ものらしい.先が二股になっていればモノポッドにもなりますし.私もそんな逸品をいつか山で見つけたいものです.
posted by ともぞう at 20:46Comment(0)

ニッポン鍛冶屋カタログ

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ニッポン鍛冶屋カタログ 野の匠の知恵と技を手に入れる かくま つとむ/[著] 小学館
日本各地の鍛冶やさんから22軒を紹介しています.それぞれに歴史があり,すばらしいです.図書館で借りてきたこの本自体がちょっと古く,取材も20年以上前に行われているので,載っている鍛冶やさんのうちどのくらいが現在もお仕事されているのか分かりません. 印象深かったのは金属工学理論をベースに研究したという岡山新見の武田刃物工場,和釘で有名になったけれども実は包丁が本職の松山の白鷹幸伯,狩猟業界では有名な高知南国の豊国鍛工場などでしょうか.豊国の名前の由来とか面白いですね. 行ってみたいと思ったのは熊本人吉の蓑毛鍛冶屋.本には書いてませんが,行けば体験もできるみたいなので気になります.ただ縁のない土地でもあり,bucket list に入りっぱなしになる可能性は大ですね.苦笑
posted by ともぞう at 17:58Comment(0)

私,山の猟師になりました.

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私、山の猟師になりました。: 一人前になるワザをベテラン猟師が教えます!
表題から筆者が猟師になった話かと思っていたら,現に狩猟で飯を食ってる人たち,十人ほどの紹介が載っているものでした.副題には「一人前になるワザをベテラン猟師が教えます」とありますが,彼らがこうしてきましたって話です. 私自身は,他人の農業被害に端を発した状況を飯の種にすることに興味がないというのもありますが,そもそも税金を投入するような事態は緊急避難的であるべきで,こんな時代は不健全で長くは続かないと考えているので,この本の中でいえば,足立さんとか大滝さんのような,昔からのスタイルを踏襲して永続的な狩猟を目指すのが健全だと感じました. ちなみに「一人前になるワザ」を一言で言えば,猟期でなくてもとにかく「頻繁に山に入れ」ということです.まあ私のような都市在住の週末猟師には無理な話ですし,そもそも自分の目指すところではないので,あまり御利益のある話ではなかったかな.
posted by ともぞう at 06:00Comment(0)

猟師の肉は腐らない

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猟師の肉は腐らない 小泉 武夫/著 新潮社
物書きの主人公が山の中に住む友人を訪ねていき,数日いろんな体験をして夜は酒を酌み交わすというお話です.結構面白いですが,基本的には作り話のはずです.というのも,法に触れることがいくつも書いてあって,これが本当ならかなりヤバい.中には本当の話だと思う人もいると思いますから,その辺はちゃんとわかるようにしておいた方がいいのにと思いました.猟をやってる人たちはみんなこうなんだなんて思われたくないですからね. 例えば自分の銃を友人に持たせてやったり,祝砲と称して空に向かって発砲したり,家の裏に掘った洞窟に銃が並べられているとか(本来施錠された保管設備を持っていなければならない)結構めちゃくちゃです.逆に弾をたくさん一カ所にまとめておいておくのは違法だという記載があります.確かに800個を超える実包の庫外貯蔵は違法ですが,二カ所に分けたとしても800個を超えては持てないはずで,いまいち謎です.逆に薬莢もたくさんもっているのは違法というような言い方をしていますが,火薬の入っていない薬莢自体には何の制限もないはず.と,このようにちょっとちぐはぐな記載がみられるところが気になりますね.ちなみに12番の「ベレッタは散弾でも実弾でも使える」というところがありますが,これはスラグとかのことを実弾っていってるように読めますが,そう呼んでいる地域があるのかな. まあいくつかのヤバいんじゃないかと思うようなところを除けば,山の中で自然に生かされている一人の男のストーリーとみることができます.ずっとそういう生活だと大変だなと思いますが,主人公のように数日遊びに行く分には楽しい経験でしょうね.

デルス・ウザーラ

以前エントリした「狩猟サバイバル」の著者である服部文祥氏が心酔するというデルス・ウザーラを借りてきました.帝政ロシア末期に未開の地であった極東沿岸部(北海道の西の対岸あたり)の調査を命じられたアルセーニエフが,現地人であるデルス・ウザーラの案内で冒険したときの百年ほど前の記録が元になっています.長い冒険記のうちの一部がデルス・ウザーラ(日本語表記には揺らぎがあります)と題されています.彼は自然を読み取る力に優れており,もちろん優れた狩猟者でもありました.まさに大自然の一部であった彼に関するエピソード群です. 図書館にはいくつか在庫がありましたが,とりあえず二冊借りました.まずは絵本.笑
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絵はパヴリーシンというハバロフスクの人の作品で,極端なデフォルメもなく丁寧に描かれています.たださすがに絵本ですから元々のストーリーのうちのあらすじのさらにあらすじという感じで単純化しすぎていて,肝心なことはあまり伝わってこない気がします.おまけにお話の結末があっさりわかってしまったので,本編の予習とするには残酷.苦笑 ついでこれの元になった小説です.いくつかバージョンがあるようですが,私が借りてきたのは中でも新しい安岡治子訳版です.
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基本的には小説というより冒険記なので,現地名がたくさん出てきますが,正直どこのことだかわからないので,勝手に想像して読んでいました.移動途中は放棄されたユルタ(小屋)があったりすると,そこに泊まったりするエピソードが多いのですが,この辺は服部文祥氏が山岳狩猟旅行中に勝手にその辺の小屋に泊まってしまうというような話とリンクしていますね. デルスは老練な狩人でしたが,老いから目が悪くなっており,狩猟でへまをやらかしてガックリきてしまう話とか悲しいですね.最後はアルセーニエフが面倒を見ようとハバロフスクに連れて行きますが,木を切って薪にしたり,獲物を撃って食べるというような彼にとって自然な営みであったことが,都市では禁止されていて悲しい結末を迎えます. ただ彼は文明を否定しているわけでなく,ある種の憧憬も持っているようです.アルセーエニフは筆記具などの一部を鞄に入れて,デルスに持たせていました.あるときその中のインクをデルスはなくしてしまい狼狽します.彼の語彙にはインクという言葉がなかったので,それを「汚い水」と呼んでいました.彼はその汚い水を大切にしていました.というのも,彼によれば,言葉には人間の口から出ると空気を伝って近辺に広がるものと,瓶詰めにして栓をされるもの(インクのこと)があるそうで,後者の言葉は紙の上に乗って遠くまで運ばれます.前者はすぐに消えてしまいますが,後者は百年もそれ以上も残り得ます.この素晴らしい「汚れた水」を自分などが持つべきではなかった,というのも自分はこれをどう扱ったらいいか知らなかったからだ,と言ったそうです.印象深いエピソードでした. 彼は自然のあらゆるものを人間と対等であると考えていました.アイヌは自然のあらゆるものにはカムイ(神)がいると考えていましたが,それはカムイが絶対的支配層というわけではなく,カムイが欲するものをお供えする代わりに,カムイは人間に糧をもたらすという考えかたですから,ある意味対等といえるでしょう.ですから,彼の世界観はアイヌにも通じるところがあると思いました.絵本ではいまいちこのような重要なポイントがわからなかったので,大人には文書版をお勧めします.笑 そうそう,有名なところでは黒澤明監督によって映画化されていたりとかするようですから,これも見てみたいと思いますね.まあ時間の制限からエピソードは相当端折られるのでしょうけども.

世界銃砲史(上)

もちろん図書館シリーズです.
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世界銃砲史(上)
内容は火薬の始まりから WW2 に行くか行かないかくらいまでです.今回借りた上巻は銃についてで,下巻は大砲についてとりあげられているそうです.題名通り銃の歴史,それも特に古い時代の内容について詳しく書かれていますが,私説も交えての推論も多いので,そういう点ではどのような評価をすべきかは専門家でもないし分かりません.もちろんある程度の説得力はありますし,推論は推論であることがわかるように書いてありますから問題はありません.ちなみにかなりのボリュームで結局全部読み切れないうちに返すことになってしまいました.目次だけ持っておいて,必要になったら借りればいいかなと.笑 持っていてもいいとは思っていますが,amazon で調べると,買うには値段がすごいことになっています.古本屋さんで安く見つけることがあれば買うかも?

ソーセージ台所工房

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基本的には豚肉と牛肉で作るソーセージのレシピでした.うちではミンサーにソーセージ用のアタッチメントが付くようになっているのですが,この本では絞り袋で作るやり方しか載っていません.またイノシシやシカのレシピもありません.ケーシングは豚腸,羊腸を買って使う方法しかなく,例えばイノシシの小腸から作ってみるとかいう話はなかったです.非狩猟者の一般的初心者向けの本でした.ただ,こういうハーブを入れるといいとかいうのは参考になりました.今度イノシシやシカで作ってみたいと思います.
posted by ともぞう at 19:12Comment(0)

マタギとは山の恵みをいただく者なり

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マタギとは山の恵みをいただく者なり 田中 康弘/著 枻出版社
阿仁に住む人たちの熊とウサギの猟からその料理,他に山菜,キノコ,魚をとるとともに,食べることによりウェイトを置いた話でした.
posted by ともぞう at 20:34Comment(0)

生き物を殺して食べる

図書館シリーズです.
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狩猟を通してということかと思ったら,狩猟の話はごくわずか.考え方の基本が「欧米かっ」なので,あまり賛同できる内容でもなかったです.食肉産業の話の方が多い感じ.記者ならではの視点もあるかと思いますが,私にはそれほど面白くなかったです.読むのに時間がかかり,その割に得るものもほとんどなくちょっともったいなかったかな.あ,あくまで私個人の感想ですよ.面白いと思う人もかなりいるはずで,だから出版されてるのです.

狩猟サバイバル

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狩猟サバイバル 服部 文祥/[著] みすず書房
米と若干の調味料以外は山で食料を調達して登山するという「サバイバル登山」をやっています.ただちょっとチートが入ったりするところが現実的だしほほえましいところ.渉猟という言葉は普通は何かを調べるときに書物を漁るというような意味合いで使いますが,この書籍の中では忍び猟のような意味で使っているようです.まあもともとの意味合いはそっちの方が近いですけど,今は転じて...というものですね.以前どこかネットで使っている人を見かけたのですが,この意味で使っていたのは,この本が出自かも?あと別件で気を遣っているようで抜けたところもあるみたいで....いつかご本人にお会いすることがあれば申しましょう.ともあれ私自身はやってみようと思ってもなかなか出来ないであろう面白い話でありました.
posted by ともぞう at 18:26Comment(0)

狩猟 始めました

図書館シリーズです.
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狩猟 始めました --新しい自然派ハンターの世界へ
内容としてはイノシシや鹿の忍び猟をいろいろな失敗を通して学んでいく,そして狩猟で商売をしている人たちの紹介,獣害対策やジビエの流通消費などの話などでした.なかには具体的なデータ(数値)を示して説明しているところもあるので,そういうところはいいと思いました.ほかの「はじめました」本より硬派です.笑
posted by ともぞう at 20:51Comment(0)