野生動物管理のための狩猟学

こちらも図書館シリーズです.
syuryogaku.png
日本では明治時代,林学の一分野として狩猟学があったそうです.当時の分野はなくなっていて,現在では野生動物管理の観点からの狩猟学が構築されています.研究の最前線で有名なのは農工大,酪農大,岐阜大あたりかな.この本の著者の皆さんの所属と一致しますね. 一方,この本に書いてあったことではないですが,ソビエト時代には狩猟大学が極東地域にあり,それは現在の日本の狩猟学よりも広い学術分野になっていたようです.植生学や鉱物学は当然で,当時は毛皮の利用も盛んだったことから,経済学などにも関係した一大学術分野だったわけです.それに比べると日本の狩猟学の分野はまだまだ狭いです.ただ趣味とは言え,狩猟に興味がある人が増えていますし,IT化の流れもありますから,いつか日本でも世界に誇れる狩猟学が成長するかも知れませんね. さて,野生動物管理というのは,要するに増えすぎないように適度に獲ろうと言うことです.現状どうなっているか,そして海外での例を示して,日本ではどのようにすればよいか考えましょうって本ですね.皮算用だと思うところもありますが,でもやっぱり動かないと意味がないですから,こういうことを考えることは大事です. この本で一つ面白いと思ったデータがあります.現在イノシシやシカが増えているのは,ハンターが減ったのが大きな原因の一つとされているじゃないですか.ところが1970年代にピークを迎えた狩猟者数に対し,(ハンターの増減に関わらず)捕獲数はずっと増え続けているのです(p.147 図6.3).ハンターが増えても猟場が増えるわけじゃないですし,まあいろいろ考えさせられますね. ところで素人向けには「ハンターのススメ」というコラムが挟まれています.この中で,抗生物質とかを与えられずに自然に育ったジビエだから,健康的な肉だ!的なことが書かれています.が,実際は野生動物って全くエサの管理をされていないわけですから,何を食べているかは分からないわけです.大昔ならともかく,今は結構危ない個体も混ざっていると思いますね.屠畜場(なぜか変換出来なかったぞ)では獣医師が個体のチェックしているらしいですけど,猟場ではそんなことしてないわけで,あまり期待を持たせるような誇大なことは言わない方が良いかもしれません.実際,巻狩で獲ったイノシシは,解体時に大先輩が端肉で毒味をしてくれるのですが,そのときにダメなのもあるのです.具体的には里山だと殺鼠剤を食べてる個体もあって,その毒では死なないけれども,肉味には刺激があるそうです.ちょっと怖いですよね.そういえば,私も別のところでもらったものの中に風味のおかしなものがあった経験があります.そう考えると肉屋で買える肉は,おいしいし安全だと思いますね.笑

アロハで猟師、はじめました

こちらも図書館シリーズです.
aloha.png
新聞記者である著者が,もとはといえば新聞の企画で始めた田舎暮らしにのめり込んでいく様子が描写されています.文章が若干硬いのは小説家と新聞記者の出自の違いでしょうか?同じ文章書きでもこういう差があるのかも知れないと感じました.(言葉選びを始め,もちろん個人差かも知れないけど) 狩猟の話もそこをスタートにしているだけで,そこから考えたことが,いろんな過去の名文を引用しつつ,彼なりの哲学で述べられています.もちろん個々のストーリーも面白いですけどね.例えば田んぼの話はすごいと思いました.どこがかというと,弥生人に出来たのだからと,人力での米作りに挑戦したりとか.想像しただけで恐ろしくなります.よほど罠の止めの方がハードルが低いような.周りの農家もバカなことやってると冷めた目で見つつも,あまりにあきらめないものだから,結局手伝ってあげちゃったりして.... 考え方を奇異に感じるところもあって,銃やら森の中を匍匐前進するようなところを戦争と絡めてくるのはどうかと思うし,反面ナイフを刀に見立て,止めを介錯と解釈はしないんだなと.ステレオタイプにも朝日らしさを若干感じるところはありました.笑 通貨経済よりも大きな経済がまわっている話はいいなとは思ったけど,説明が冗長すぎてもう良いよと思ったり.苦笑 表題からしておちゃらけた話かと思ったら,確かに初心者故の浅はかさに振り回されるところはあったけど,やってることはかなり硬派でした.少なくとも私より百倍すごい.笑 結構面白かったです.

新編火薬学概論

もちろん図書館シリーズです.
710VxrDv+VL._AC_UL640_QL65_.jpg
かなり総括的な本で,我々の興味のあるところの小銃用の発射薬なり銃用雷管に関する記述も少しはありまして,興味深かったです.もちろん爆薬関連の方が詳しく書いてありますが,以前ご紹介の「火薬のはなし」よりは銃関係マシマシな感じが良かったです.内容的には火薬取扱関連の資格試験の参考書になりそうなレベルです. この本からは,役立つかどうかは別として,いくつかの知見が得られました.例えば雷管は現在無銹爆粉(サビが出ない)で,組成としては
トリシネート 35-45% テトラセン 3-6% 硝酸バリウム 35-45% 三硫化アンチモン 7-15% 珪化カルシウム 10-15%
とありました.wiki では
トリシネート 36% テトラセン 3% 硝酸バリウム 40% 硫化アンチモン 11% カルシウムシリコン 10%
とあったものの,参考文献が載ってなかったので,いまいち信頼できなかったのですけど,大体一緒ですね.主成分となっているトリシネートは別名トリニトロレゾルシン鉛といい,鉛が含まれています.なので,いずれは何か別なものに入れ替えられるかも知れませんね.またこの物質自体は水に溶けないということなので,雷管の不活性化に水は使えない可能性があります.まあ自分で処理することはないと思いますが,水につけてそのまま捨てたりするのは危ないかも知れません. そうそう,昔の雷管ってサビが出ると聞きますが,それはこんな組成らしいです.
ロダン鉛 Pb(CNS)_2 15-30% 塩素酸カリウム KClO_3 35-55% 三硫化アンチモン 0-30% 硝酸バリウム 0-10% TNT 3-10% ガラス粉 0-10%
昔のサープラスとかは撃つと銃が錆びると聞いたことがありますけど,こういうのが使われていたのでしょうね.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

息子と狩猟に

またまた図書館シリーズです.
81Hj0-yJwcL._AC_UL640_QL65_.jpg
「息子と狩猟に」と「K2」という短編の二本立て.ライトノベル並みにテンポ良く,どちらもあっという間に読めてしまうお話でした.が,どっちもエグい話で,後味があまり良くありません.前半は狩猟をやってると分かるなぁという描写も見られます.逆にやってない人には細かすぎて伝わらない説あり.笑
【追記】 知りたい人が多いかも知れないので,念のため説明しておきますと,この本は息子を狩猟に連れてための how to 本ではないです.また実際に息子を連れて行った経験を書いた本でもないです.息子を狩猟に連れて行ったら,偶然山で殺人犯に出会ってしまい,エラいことに巻き込まれてしまったというお話で,ノンフィクションではありません.

黒田勝雄写真集 最後の湯田マタギ

図書館シリーズです.
51SdU0s9ufL._SX356_BO1,204,203,200_.jpg
30年くらい前の写真が多いです.マタギ仕事も多少あるけども,基本的にはその集落の生活を垣間見るような写真集ですね.家族写真みたいな印象.カメラマンを信頼しているのだと思いますが,断りなく裸銃を載せたりするのは気をつけた方が良いと感じました.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

Nosler Reloading Guide 9

出てました.
NS50009-Nosler-Reloading-Manual-9.jpg
前の8が出たのは5年前かな?さらにその前の7を持ってますけど,扱われている弾頭が Nosler ばかりなので買わなくてもいいかな.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

ニッポンの肉食

図書館シリーズです.
41lLa-jZRsL._SX304_BO1,204,203,200_.jpg
狩猟に特化しているわけではないですが,食肉関係だけでなくてジビエに関しても触れられていました.本のボリュームに比べて広範な話題を取り扱っている所為か,深い話はありませんでしたが,こういうことを考える機会がなかった人には参考になる話もあるかも知れません.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

はじめての狩猟バイブル

おなじみ図書館シリーズです.
hajimetenosyuryoubible.jpeg
確かに厚さはムック並だし,そんなに大きな本ではないですけど,定価1000円ということなので,結構頑張ってるなぁと思いました.書き方とか構成は正直子供向けの本のような印象を受けます.内容は大人だけど.笑 でもまあ許可すら持ってない,これからやってみようという向きにはいいかも知れません. 内容で気になったところはいくつかあります.まず所持許可証に関して「そもそも「免許」ではなく,本来は禁止されているものが公安委員会により「許可」されたに過ぎないのに注意」とあります.ただしここは免許でなく許可なのはいいとして,本来禁止されているものが許されるという意味で言えば「免許」も同じ意味です.例えば公道での自動車の運転も一般には禁止されている行為ですが,特定の人だけに許す行政処分が「運転免許」です.銃砲の場合はある人が所持することを許可するという「免許」ではなく,ある特定の銃をその人が所持することを許す「許可」というシステムであるという意味で,免許ではなく許可であるという話になります. 次いでスラグ射撃に関して,ライフルは装薬十年の経験が必要で「シカやクマやイノシシなどの大物猟に不便であるから,本来散弾銃なのだけれどもライフル銃のように1個の弾丸(スラグ)を発射するように作られた「スラグ銃」(あるいは替え銃身)が作られている」というのも違和感がありますね.日本の特殊事情がスラグ銃を生んだととられそうな書き方ですけど,実際はそういう事情でなくても世界的にスラグは使われているはず.日本ルールなのはハーフライフルのことだろうと思います. あとは著者の好み全開ってのが,最初に買うべき万能銃でスライドアクションをお勧めしているところですね〜.まあ確かに人銃一体の境地に達するように練習すればその通りって思うけど,一般論ではセミオートの方が狩猟にはいいんじゃないかなぁ.まあそれも私の考えだから筆者と似たようなこと言ってるのかも知れませんけど.笑 あと問題だと思ったのは,そのポンプアクションの写真がソードオフっぽいってことかな.笑 最後にこれは知らなかった話です.ダウンジャケットの下にセーターを着ていると,セーターにダウンが引き抜かれていって,セーターが羽根だらけになり,ダウンジャケットがやせていくとのことです.ですから,セーターとダウンジャケットを重ねる場合は,間に別なモノを着ないといけないらしい.私はそこまで寒いところには行かないし,ダウンジャケットの下は薄着だったりするので,そういう経験がないのですけど,そんな風になるんですねぇ.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

火薬のはなし

今回の図書館シリーズはこちら.
kayakunohanashi.jpg
「火薬のはなし」です.ブルーバックスなので一般人の理解を深める内容となっており,平易で分かりやすいと思います.以前より弾薬学に関連した書籍を図書館で借りていますが,あまり数はないです.そのうちの貴重な一冊です. 産業的に火薬と言えば推進薬よりも爆薬がメジャーだからか,この本でも射撃に使う無煙火薬の話はほとんど出てきませんが,花火に関係して黒色火薬は出てきます. ネット情報では黒色火薬も爆轟するという記述を見かけます.しかし素人が引用もせずに書いていて,定量的な話もないし,果たして本当なのか?と思っていました.この本は火薬の専門家が書いているので,内容は素人向けとは言っても信用できますからね.で,この本によると,「黒色火薬は爆轟しない」ということです. 昔,開放状態で無煙火薬や黒色火薬を燃焼させている動画を見たことがあります.その中では黒色火薬はとても燃焼が速いです.確かに昔学校で理科の実験をしたときも一瞬で燃えた記憶があります.しかし銃砲店では黒色火薬だと弾速が出ないと聞きました.火縄銃などのバレルがとても長いのは弾を加速するのに必要だというわけです.このとき私は黒色火薬の燃焼は速いと思っていたので,弾速が出せないのは燃焼によって発生するガスが少ないからだと思っていました.実際は火薬の燃焼特性はその燃焼環境(圧力など)で全く違うものになりますし,そんな単純な話じゃなかったです. 読んでふむふむと思ったいくつかのポイントをあげますと (1)無煙火薬はガスの発生が遅い  打ち上げ花火に使えないのはこのためだそうです.多分打ち上げ筒での燃焼だと銃に比べて腔圧が低くて,その状態だと黒色火薬の方が燃速が大きいのだと思います.未だに打ち上げ用途で黒色火薬を超える特性を持つ火薬はないそうです. (2)混合火薬の方が反応速度自体は遅い  ミクロな視点では,混合物である黒色火薬では酸化剤と可燃剤の間の距離が大きい.分子内に酸化剤と可燃剤が同居する火薬のほうが反応は早い.まあ一般論ではそうなんだろうなとは思いますけども,実使用環境下ではいろいろありますからね. 他にもいくつかあったけど,なんだったかな.ともあれ,弾薬の場合と固形ロケット推進や打ち上げ花火の場合だと,同じ火薬でも燃焼状況が違うので,この本の内容は直接弾薬学に関係していたとは言えませんが,一般知識としては割と面白かったです.特に尿路結石を爆破する話とかは驚きでした.笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

猟人たちの四季

図書館シリーズです.
kariudotachinoshiki.png
図書館の分類としては児童図書になっていてルビも多く振られていますが,時折大人な表現(笑)もあったりします.時代としては戦後,昭和中期ではないかと思います.時代こそ違いますが,デルス・ウザーラ(こちらは帝政時代)を思い出すような感じ.やってること変わらないんだなと.笑 さすが児童書,あっさり読了.人名以外(みんなカタカナの長い名前ですから)はね.笑 オオカミの子を拾って育て自分の猟犬にしたり,アカシカの袋角を煮て薬にする話とか興味深かったです.個人的には銃や弾薬の話が詳しければさらに楽しめたのですが,出てきたのは散弾銃とカービンという語くらいで,詳しいことは全然書いてありませんでした. 一番詳しいと思ったのが,登場人物の一人のナターシャという女性狩猟学者が,熊撃ちに行く時に「自分の単銃身の散弾銃に用いる四つの銃弾に重い弾を込め」という記述でしょうか.訳が微妙で,元々はロシア語で書かれたお話なので,元がどんなニュアンスだったのかまでは分かりませんが,スラグを4発ハンドロードして持って行ったのだろうという想像をしました.ちなみにそのときの熊は同行者の持参していたカービン(ライフル)をナターシャが借りて仕留めていました.同行者がナターシャにライフルを使わせた理由なのか,彼女が持ってきていたスラグよりライフルの方が威力があることを暗に匂わせる表現として「射撃の反動はあまりにも強烈で」とありますけど,私には 30-06 フルロードより,12GA スラグの方がリコイルは大きく感じますけどね.笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

follow me ふゆのきつね

今回はこちら.
91n8g8LKZhL._AC_UL640_QL65_.jpg
狩猟という訳じゃなくて,キタキツネの写真集です.通い詰めてキタキツネと顔見知りになった撮影者が,自然の中のキタキツネの姿を収めたという作品. 以前猟友の集まりできつねうどん(ホンドギツネ)がでました.私は臭いだけで全く手を出せませんでしたが,おいしいって言ってる人もいましたね.キタキツネも美味しいらしいですけど,こんな写真を見ちゃったら撃てないなぁ.苦笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

Hodgdon 2021 Annual Reloading Manual

Hodgdon から毎年出るこちらのマニュアルですが...
hodgdonreloadingmanual.jpg
今回新しく載ったのは,6mm ARC, 6.5 WBY RPM, 27 NOSLER, 458 SOCOM の4つのライフルカートリッジのデータだそうです.うーん,まあ自分には関係ない感じですねぇ.とりあえず買わない予感.笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

獲物山 II

前巻があんな感じだったので,どうかなぁとは思っていたのですが,図書館にあったので一緒に借りてありました.
91XZhhbk-HL._AC_UL640_QL65_.jpg
この本の中ではキツネとかにはライフルは使えないって書いてあるし,銃創のない鹿の写真にどうやって捕まえたかはヒミツとあるので,よくないことだってのは少なくとも今は理解してるみたいです.でも「公園だから銃が使えない」という記述は不足かと.公園では狩猟自体が NG. 良かったのはリロードの項目があったことですね.見開きだけで,おまけにモノクロの高コントラストのアートによせた写真なため,詳細が見えません.使ってる火薬は 4064 かな〜.308Win だから定番ですね.ただし,薬量に関して「まずはマニュアルにある最大値を入れておけば良い」という記述はよろしくありませんね.そういう考えの人がいるからマニュアルも conservative なことしか載せなくなってしまうのです.それにいきなり最大量は入れずに,確認しながら増量せよってどんなマニュアルにも書いてありますよ.ちゃんと読んでますか?いや,自分はそうしてるってのは別にいいんですよ.でも本に書くってことはそれとは違うわけですし,出版編集側は著者以上に弁えておかないといけないと思います. あと気になったのは,使っている無線機が VX-1 という旧スプリアス規定のリグだってことでしょうか.免許のタイミングにもよりますが,最長のタイミングだったとしても,スプリアス確認保証を受けない限りは,まもなく使えなくなる機種です.前巻で銃刀法やら狩猟法に明るくないのではないかと疑われる記述がありましたから,ましてや電波法など知らないかも?なんて不安に思っちゃいますね.大丈夫かなぁ.余計なお節介なのは分かってますが,やってることは面白いので,安全に末永く続けていってもらいたいのですよ.って,要するにファンなんだな,実は.笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

獲物山

またまた図書館シリーズです.今回はこちら.
81YP7SqM8CL._AC_UL640_QL65_.jpg
服部文祥著「獲物山」です. 山に入って,釣りをしたり,猟をしたり,山菜を採ったりして,サバイバルしながらエクストリームなワンダーフォーゲルをするようなお話.私は一生やることはないと思うので,こういう面白いことをのぞき見せてもらえるのは楽しいですね. ただ狩猟に関する記述の中には気になる点があります.それはキタキツネをライフルで撃とうとしたり,公園で子鹿を手づかみで獲ったりしたことです.いずれも禁止されていることのはず.もともとフィールダーという雑誌に掲載した記事をまとめて本にしたようなのですけど,この雑誌はいつだったか誤射を気付かず記事にしたりしてますから,編集部にこの業界を分かってる人がいないのかも知れません.狩猟は隣接分野だと思っているかも知れませんが,なんちゃってなら手を出さない方が良いですね.あとはライフル取得前夜という話で,ライフル所持許可申請を出した後でファーイーストに行ってフィンライトと BLR で悩んで後者に決めたという記述があります.これ,おかしいですよね.教習資格申請を出した後で,BLR に決めたというのなら分かりますが,銃の所持許可は銃が決まってないと出せないので順番が変です.知らない人には細かい話はどうでもいいじゃないかって思うなら,もっと適切な書き方があるはず. あと狩猟の風景の写真の中で切り取り方に強烈な違和感を覚えるものがあります.なんだろな?と思ったら,撮影者は幡野さんでした.この方の写真展には行ったことがありますけども,家族や人物の写真は良い味を出しているのに,狩猟の写真,特に獲物の切り取り方がちょっとなぁ,なのです.なんでなんだろう?と考えたら,理由が分かりました.が,本人の見てないところで書くのはフェアでないので,ここで書くのはやめておきます.それにあくまでも私の個人的な見解ですからね.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

誰も知らない屠場の仕事 牛が食卓にのぼるまで

この騒ぎで図書館が使えなくなっていたところ,最近ようやく再開したので借りてきました.今回はこちら.
tojyounosigoto.jpeg
解体作業の詳細が分かるかと思ったのですが,実際は屠場の歴史的背景や化製場など周辺業界の話などでした.まあそれはそれで勉強にはなりましたけども私の知りたかったこととは違いましたね.個人的にはどのような道具を使って,どのような手順なのかなどの詳細を知りたかったのですが....
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

狩猟生活 vol.7

楽しみにしていたこちらの雑誌が発売されました.
81gvRg-S48L._AC_UL640_QL65_.jpg
パラパラたぐるとなんと知り合いが出てました.笑 彼,すごい上手だからな〜. ところでこの号でもスラグのハンドロードが採り上げられています.この業界が賑やかになれば,弾職人のみなさんもいろいろ選択肢が増えると思うので,楽しみですね.ただこの記事を見ると,撃った後の薬莢が焦げているのが気になります.Longshot を使っているようですが,この方のパターンだと Universal にして薬量を下げた方がいいんじゃないでしょうか.まあ私自身はスラグはほとんどお遊びなので Universal を買っても消費しきれず,鴨マグナムやライフルの超弱装を主用途とした Longshot を仕方なく使っていますけども,12GA スラグを主用途にするなら原理的には Universal のほうが弾速も得られるのでいいはずです.ただ知りたいのは,この方がなぜ Universal よりマイナーな Longshot のほうを使っているかってことなんですよね.もしこの方が両方使って,Longshot を選ぶに至ったってことなら,その辺の話しも書いてもらいたかったなと. あとちょっと受けたのが,こちらのコピー. 「火薬の計量は 0.065g 単位。精神集中が必要」 編集が勝手に付けたのかな? 0.065g ってのは 1gr のことを言ってます.グラムで書くと細かそうですけど,実際は 1gr 単位じゃ粗いです.普通は 1/10 gr 単位で調整していきます.ライフルだったら精度云々もありますけど,散弾銃の場合はそういう意味よりも,銃自体の耐圧に余裕がないので,1gr も多く盛ったら危険領域にすぐ入ってしまうという状況があり得ます.我々は腔圧を測る術がないので気をつけないといけません.あと「精神集中」は火薬を量るのに必要だって言ってるのだと思いますけど,記事の写真にはオートディスペンサが写ってます.笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

狩猟生活 vol.7 予約

来月発売のようです.
81gvRg-S48L._AC_UL640_QL65_.jpg
狩猟生活 2020 VOL.7「狩猟技術アップ実践集」
とりあえず買い忘れないように予約しておきました.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

Propellant Profiles 落手

propellantprofiles1.JPG
ようやく届きました.中身はこちら.
propellant_profiles_6.jpg
注文時には少し高めの送料を払ったのですが,着荷までなんと1ヶ月もかかっています.発送まで4週間,そして発送連絡から中1日で届いたので,輸送は予定よりも早かったようです.それでも発送まで4週間もかかっちゃねぇ. グチはともかく,中はこんな感じで一冊丸ごと火薬です.笑
propellantprofiles3.JPG
日本で入手できる火薬の種類はそんなに多くないのですが,世の中には一杯あるんだなぁということがよくわかります.基本的には HL 誌に長年毎号載っている火薬紹介コーナーをまとめたものですから,古い火薬のレシピはやっぱり古いですね.散弾のことも載っていますが,ワッズとか今は入手できない品番とかがあったりします.火薬の粒の写真が載っているのがいいですね. ハンドロードにはまっている人なら興味深いデータがいろいろありますが,特に興味のない人にはなんのこっちゃな本です.笑

狩猟生活 vol.6

待ってました.
huntinglife6.jpg
今日発売です.副題に罠猟入門とあります.罠はやらないけど,この本は応援してるので買いましたよ.笑 中身の話です.興味を引いたのは初めての一丁をどうするかという話で,セミオートとポンプを同列にしているのはどうかなぁと思うけど,もっと不思議に思うのは,元折れ単発銃を水平二連と同じくくりにして,ボルト式の方がそれより万能度が低い評価だってことですかねぇ.筆者の方,ちょっと趣味を入れすぎでしょ〜.笑 シカの角ではんこを作るのは面白いですね.ただ材質がそこまで稠密じゃないから,実用性は分かりません.受け狙いには最適でしょうね. 久保さんの記事には以前とったという弟子がまったく触れられていませんが,彼はどうなったのかなぁ.ヒグマ猟の記事はいくつかあって興味深かったですね.あ,そうそう,気になったのがロングレンジシューティングって記事.これ大丈夫かなぁ?ちゃんと状況を書いてないからなんのことやらサッパリなんだけど.

Hodgdon 2020 Annual Manual

結局は買いました.笑
hodgdonreloadingmanual2020.jpg
毎年買ってるわけじゃないのですが,何か良いこと書いてあるかなぁと期待して....そして裏切られるパターン.笑 結局目新しいことを記事にしても,日本にはそんなの入ってきてないよとか,使えないよとかそんなのばっかりですからね.今回唯一もしかしたら関係あるかも?というのが StaBALL 6.5 という新しい火薬の話です.
staball65.jpg
これは 4350 よりも遅く,4831 よりは速いくらいの burn rate になっています.そこそこの重量弾向きかと考えられますね.機能としては温度変化が少ないとか,銅が付きにくいなどがあります.ただうちではそれほどの重量弾は撃たないし,マグナムもやってないですから,実際はどうかなぁ. load data を見ると,やはり StaBALL 6.5 が入ってきてますね.ただし一部のキャリバーだけです.ぱっと見たところでは 243Win には書いてありません.これは不適というわけではなくて,データ取りが間に合わなかったのでしょう.大体同じくらいの rate の Hybrid 100V は載っているし,もっと遅い Suprform や 50cal にも使うような超遅の Retumbo すら載っているのに,StaBALL が載ってないというのはそういうことでしょう. 30-06 をみると,150 gr 弾頭から載っていて,さすがにここまで軽いと max load はコンプレッションですが,63 gr も入れてます.燃費悪すぎですよね.ただリスト中では最速の 3128fps をたたき出してます.怖っ.これ以下になるとコンプレッションはないので,結構 dense な火薬だということが分かります.形状は ball らしいので,メジャーでも計量精度が高くて,よいと思いますね.220 gr 弾頭になると,さすがにリストの真ん中くらい(=大体 burn rate の中間)になりますが,弾速はピカイチです.2523 fps ということで,他の火薬と少し差を付けてます.なるほど,弾速もでる火薬というのが売りなんですね〜. StaBALL 6.5,ガツンといくにはいい火薬かも知れませんね.ただ銃の寿命も食いそうですけど,実際どうなのかな?苦笑 なお今年の記事は StaBALL 6.5 火薬以外に
Loads for the 6mm GT Olde Eynsford in the Field Handloading the 350 Legend Loads for the 303 Savage Loading the 24 Nosler Loads for the New 300 PRC 100mm Auto for Pistols and Revolvers
の計8本でした.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

Propellant Profiles をポチる

Handloader 誌の中に連載されている記事に Propellant Profiles というのがあります.毎号一つづつ火薬がとりあげられて説明などされているのですが,どうもそれを集めたものが書籍になっているようです.
propellant_profiles_6.jpg
ここ何年も同誌は購読していますが,なかなか自分の使っている火薬には当たらないので,きっと過去にすでにとりあげられていたのかも知れませんが,この本でなら読めそうです. で,不思議なことに amazon だと,この本を日本から発注できるページと,断られるページがあります.同じ本なのに,なんでかな?マーケットプレイスだとかそういう話ではなく,amazon 発送での話.とりあえず注文できるところからポチってみました.まあそのうち届いたら,読んでご紹介します.
posted by ともぞう at 18:00Comment(0)

Hodgdon 2020 Annual Reloading Manual

出てますね〜.
hodgdonreloadingmanual2020.jpg
毎年買ってるわけではないのですが,目新しいデータと言えば,Winchester StaBALL 6.5 という新しい火薬に関してと,我々には関係の無いような5つのライフルカートリッジのデータが増えた模様です.結局どっちも関係ないかな.

はっとりさんちの狩猟な毎日

yattokita1.jpg
はい,あっという間に読み終わりました.イラストが多く,文字数も少ないですから,ご飯後のまったりお茶タイムで読了. 基本的には予想通り,野生な旦那に引っかき回される奥さんの話でした.笑 うちも似たようなものかも知れないけど,幸い私は登山に興味がないので,自分の方が奥さんに心配をかける度合いは低いと思ってます.笑 面白かったのは,こういう家に育った娘さんは,積水ハウスにニトリの家具が夢らしい.笑 まあ,価値を理解できるのは実際にその夢を叶えてからかも知れませんけど. 内容は狩猟とは関係なかったです.旦那が狩猟でとってきた肉を食べてる,というだけ.狩猟に関わりの無い人だと,お弁当にヌートリアの唐揚げが入ってるだけで「ザ・狩猟!」って感じなのかも知れませんが,狩猟成分を期待して読むと,それははずします.でも割と面白かったですよ. さてこの本ですが,実はもう私の次の予約も入ってるので,早々にお返しします.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

やっときた〜

図書館からメールが来ました.予約していた本が届いたらしい.それはこちら.
yattokita1.jpg
はっとりさんちの狩猟な毎日
やっとですよ〜.これを頼んだのは夏だった気がする.予約状況を調べてみると8月下旬に予約を入れて,ようやく順番が回ってきたことになります.5ヶ月もかかりましたよ〜.苦笑 だったら,買えよというところでしょうけど,こちらも買えない事情があり....とりあえず明日にでも借りてきましょう.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

がっかり Wolfe

以前よりこちらの雑誌を購読しておりました.
HL324Cover.jpg
うちの書架はいっぱいなので,雑誌は基本的に自炊(裁断してスキャンで pdf 化)します.この雑誌は電子版(pdf)があったので,それを購読していました.するとそれは3誌パックになっていて,Successful Hunter と Rifle 誌がついていました.これらはそんなに興味はないですが,おまけだから読んでいたくらいな感じ. そんな昨今だったのですが,この出版社が先日サイトをリニューアルしたというので見てみると,ログインしてもダウンロードページがありません.おかしいなぁ,クレジットカードにはチャージされてるんだけど....subscribe のページを見ると5誌パックで $23.97 になってるぞ??でも昨年末のクレジットカードへのチャージは $19.97 でした. どうも従来の3誌パックがなくなって,今年からは5誌パックになってしまったようです.残り2誌は押し売り?苦笑 でも私の場合は,昔の3誌分の価格だから文句もないですけど....いや,そもそもダウンロードページがないのはおかしいだろ?というわけで,早速メールしてみました.すると,まもなく返事が来て,ショッキングな事態が判明. それはなんと従来の pdf をダウンロードするのはなくなったということなんです.記事は基本的にウェブ上にあって,それを読んでね,プリントもできるよ,とのこと.パソコンだとめっちゃ読みにくいんですけど.....やっぱり紙面に載せるように編集された形状ではないので,プリントすると読みにくいですしね.ブラウザ上でも記事の移動とか使いにくいなぁ. ただ利点もあります.私は3誌分しか払ってませんが移行措置なのか,5誌パックに入っている Black Powder Cartridge News と,Upland Almanac も読んで良いらしい.あとはバックナンバーも読めます.それにオンライン限定記事も少しあるようです.
OnlineSubCoversR.jpg
でもさ〜,黒色火薬は使わないし,upland も日本とはずいぶん違う上に,私のメインは waterfowl だからあまり読みたい内容はなさそう.こんな感じで不満ばかり言ってますが,具体的にどんな風に見えるかと言いますと,紙面でこんな記事があったとして...
Handloader324.jpg
これの同じウェブ記事をみると
webkiji.jpg
という感じです.なんで読みにくいのかなぁと思ったら,ウェブだと1段組だから横に長すぎるんですね.誌面は3段組です.これは日本語でも同じですね.小さな画面のスマホで読むのにはいいのでしょうけど,私は 27" で見てるからなぁ.あとは1誌づつ手元にファイルをとっておきたいというのもあります.オンラインだと各ページは保存できても,記事毎にバラバラのファイルになっちゃいますからね. ところで主に興味のあった Handloader 誌ですけど,日本で一般に使われているようなカートリッジの話題ってとても少なくて,何年もとってるけど,ほぼ記憶に無いんですよ.あ,最新号に 308 がちょっとだけ載ってるか.まあいずれにしてもそろそろ卒業かなぁ.今年はもう自動更新になっちゃってるから,今年いっぱいかな.でも一応前の方がいいよとメールしたので,もしこれが聞き入れられちゃったら,また更新しちゃう可能性もないとは言い切れないかも.笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

Sierra vs Lyman 308Win 編

先日買った Sierra Reloading Manual と,Lyman 50th でレシピがどう違うか見てみました.
Sierramanual.jpg
lyman50th.jpg
ここでは 308Win で比較してみましょう.よく使う 150gr SP を見ます.私の主力推進薬は H4895 なのですが,Lyman の方に載ってないので,とりあえず IMR-3031 と IMR-4064 あたりで見てみましょうか. まず Sierra の IMR-3031 では
39.3gr - 2550fps min 40.8gr - 2650fps 42.4gr - 2750fps max
ついで Lyman では
40.0gr - 2544fps min 43.5gr - 2942fps max (compression)
でした.単位薬量あたりの弾速変化(Δ)を求めると,Sierra では 64.5fps/gr なのに対し,Lyman だと 113.7fps/gr で結構違います.試験銃はいずれも 24" Universal で,ツイストも 1-10" で同じなのですが.... 火薬メーカーが出したマニュアルだと大盛推奨な傾向があると言われていますが,Sierra/Lyman はいずれもちがいます.が,これだけ比べると Lyman の方が強気ですね.次に IMR-4064 で見ますと,Sierra は
41.2 - 2550 min 42.8 - 2650 44.7 - 2750 46.8 - 2850 max
でした.Lyman は
43.0 - 2645 min 48.0 - 2890 max (compression)
です.Δは Sierra が 53.6fps/gr,Lyman は 49.0fps/gr です.こちらは 3031 ほどの差は無いようです. ちなみに火薬の燃焼特性は温度によっても変化しますが,これらのマニュアルにはいずれも試験時の気温などは書かれていませんでした.なので,どの辺から差が出てくるのかはわかりにくいですが,バレル長も差はかなり大きいですし,それ以外も自分の環境とは異なるので,いずれにしても自分でレシピは作らないといけないのは確かです. ところで以前 Hodgdon のデータを見たときには盛りが良かったので,さすが火薬メーカーだ,と思ったのですが,上のケースではどうなるか見てみました.すると IMR-4064 の max は 47.7gr,3031 は 43.5gr でした.Sierra に比べれば大盛り推奨なのは確かですが,Lyman と比べるとそれほどの差は無いですね.そう考えると,「薬量メーカーのマニュアルは概して盛りが良い」というのは単なる偏見だったかも知れません.笑

遠野物語考

さて年明け一発目の図書館シリーズです.
toonomonogatariko.jpg
遠野物語に出てくるお話しを動物別にまとめて考察を加えています.時代的にはニホンオオカミが絶滅する直前を知っている人が存命だったときあたりを含んでいます.絶滅に至った経緯なども多少は理解できる程度にとりあげられています.現在のシカやイノシシの増えすぎに対してオオカミを再導入しようなどという考えを持っている人たちがいることは承知していますが,それが結局はさらなる害をもたらすであろうことが理解できると思います. ところで従来の民俗学が主に聞き取りだけに頼っていて,例えば出てくる動物の同定などすべきところ,うやむやになっていることを筆者は問題視しています.自然科学の立場からも考察を加えるべきという筆者の意見には反対しませんが,科学的視点を導入すると言いながら,それほど多くない根拠を元に断定口調であったりするところは気になりました.あとは民俗学のあり方自体にも疑問を投げかけていたりします.ただ私はバックグラウンドが異なる以上,理解が完璧にはならないというのは仕方ないと思います.例えば私は関東人ですが,テレビで関西のお笑いを見ても,面白いとは感じないものがよくあります.関西のバックグラウンドがあれば,きっと面白さが理解できるのでしょうけども.民俗学で拾う昔話も文化的背景がないと完全な理解に及ばないものもあるはずです.そして理解できていない人が記録すれば,当然それは聞いたままに書いたつもりであっても,拾いきれないことがあるのだろうと推測できるわけです. さてここは射撃狩猟ブログなので,民俗学の話を深掘りするつもりはありません.この本をここでとりあげたのは,ちょっと昔はシカやイノシシの分布が今とは違っていたとか,マタギの社会的立場が現在とはずいぶん異なるとか,狩猟を考えたときに,関係する事柄が割と多くあって興味深かったからです.民俗学とあわせて興味のある方には,ある程度おすすめできそうです.40年以上前の本ですが,古本でも入手は可能でしょう.まあ今の話ではないので,実利はありませんし,買うほどではないかな?と思います.図書館で借りて読むのが一番良いと思います.

新白河原人

冬休み図書館シリーズ,次はこちら
51ns9K+y98L._SX339_BO1,204,203,200_.jpg
これはイラストの多いエッセイという感じ.ログハウスを屋根以外自力で作ってしまうところなんかは驚異的です.面白そうだとは思うけど,なかなかまねの出来る話ではないですね.でも面白いです.丸太の積み方とか,イラストで説明されていて,参考になります.もちろん自分じゃやらないけど.笑 畑をやれば出来る作物は期間が決まっているので,小松菜ばかり出てくるとか,作物をイノシシにやられて,怒りに駆られて罠(無許可)を仕掛けたとか.食事は野菜がメインで,あとは鶏を飼っているので卵を毎日,そしてたまにつぶした鶏が貴重なタンパク源だとか.聞けばなるほどというお話しがどんどん出てきます. 筆者は漫画家なので,このような生活の様子をコミックスにしているようです.最新刊は釣りらしいですが,狩猟免許でも取ってもらって,罠なり銃猟なり始めてくれたら面白いんじゃないかなと思いました.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?

年末年始のために何冊か本を借りてきた中の一冊がこちら.
71akP0wFloL._AC_UL640_QL65_ML3_.jpg
表題からは歴史の話っぽいかと思いきや,まあそういう面はなくはないにしても,基本的にはいろんなところの狩猟に同行して,その肉を食べさせてもらうというお話し.北は北海道(礼文)から,南は沖縄(西表島)までいろいろあって面白いと思いました.具体的には 沖縄 イノシシ 宮崎 イノシシ 大分 シカ 高知 ハクビシン 大分 アナグマ 北海道 トド です.いずれも猟に同行して,解体して料理を食べるという流れ.ただ最後のトドは捕れなくて,あとタヌキも食べたかったけど無理だったようです.まあ私はタヌキはくさくて食べれたもんじゃない,という意見に一票ですけどね.でもそれが好きな人もいるので,筆者は食べたら気に入るのかも知れませんが. 山でタヌキを見ることは度々あるのですが,そのとき持っているのはライフルなので撃てないんですよ.散弾を持っていく鳩撃ちでもまれに見ますが,そういうときは7半しか持ってないしね.まあ大粒持っててもそもそも食べる気もないから撃ちませんけど. しかし思うのは,筆者にも是非銃猟をやってもらいたいということです.そうすれば,掲載する写真の選び方も変わるんじゃないかな.どれとは言いませんが,この本にも良くないなぁと思うものが入ってます.

Steel Shot Reloading Manual

鉛弾が将来的に使えなくなる可能性はあるので,今のうちに勉強しておこうかなと買ったのですね.
Precision Reloading STEEL Steel Shot Manual - 12th Edition.jpg
$9.99 もするので,それなりに厚いかと思ったら,なんと表紙込みで p.32 しかありません.要するに使っている紙は表紙を入れても8枚しかないです.せめて内容はそれなりに勉強になればと思いきや,disclaimer, caution, warning ばかりで,スチール弾リロードについては当たり前のことしか書いてありません.それは (1)鉛弾用のチャージバーは使わない(=重さが変わるという意味),(2)鉄は湿気でさびるから気をつけろ,ということです.あと号数,粒数,重さなどの表がスチール弾用になってるところはこの本らしい点ではありますね.でもそんなのチャージバー替えたら見ないしなぁ.レシピについては 12GA 2-3/4" は他より多いものの,それでも4ページと1行しかなく,その中に私たちがなんの支障もなく使えそうなのは一つも無し,どうにかすれば使えるかも知れないというものを含めても1つしかありませんでした.まあそもそも Lyman 本には一つも無かったから,それよりはマシだったのかも知れないけど....苦笑 このシリーズの鳩本は期待してたより面白かったので,この本は正直期待していたわけですが,個人的には買わなくても良かった本の筆頭にあげられるかも.まさに失敗でした.苦笑
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)