鴨鋏を買い換える
Yさんの初鳥屋
この間の話ですけど,Y さんが鳥屋に乗りたいというので連れて行くことになりました.彼女は以前うちの猟友会に入ってましたが,移籍したという経緯があります.居心地が悪かったとかじゃなくて,転出先の支部で人材が不足し,こちらに割愛願が出されたということらしい.とはいえ,うちも人数いないし,彼女は優秀なのでうちも痛かったけど....
夜明け前までに準備は完了しておきます.段々明るくなってきました
すっかり良い天気になりましたけど,残念ながら鴨はあまり飛んできませんでした.それでも少ないチャンスをものにできて Y さん無事に初射獲.
あれ?左撃ちですね.あぁ,うちを抜けるのに右手の人差し指を置いていったからか(ウソですよ.笑).
私たちが初めて鳥屋に乗ったときは,Tちゃんが御狩場焼きを作ってくれたのがいい思い出です.O君はそれをYさんにも体験させようと思っていたようで,いろいろ準備してきてました.エラい!ロティをちゃちゃっと作ってくれました.
うん,うまい!!これにはYさんも喜んでくれたかと思います.O君,グッジョブ!
鳥屋
鳥屋に鴨撃ちに行って来ました.今回はほとんど飛んできませんでしたね〜.まあこういう日もあります.猟を始めたばかりの頃は,それこそとっていい鴨が来れば撃ってましたが,やはり中には美味しくない鴨もいまして,例えばこちらは...
まあ写真では分からないと思いますが,これはハシビロです.今回目の前にどかっと下りてきまして...でも,パス 笑 もちろん料理によっては美味しくなるでしょうが,自分にはそんな腕はないので最初から撃たないという選択なのでした.基本的にはマガモ,カルガモ,コガモという優先順位があって,定数に達しそうなペースだとコガモは来ても撃たなかったりします.選り好みするなんて,私も贅沢になったというか,大人になったというか.笑
初巻2020
バッジがないっ
カモカモマスク
初猟2020
2020年度鴨マグナムの製作
無許可譲受票も来たところで,早速猟用の雷管や火薬を買いました.初猟は鴨で開幕なので,とりあえず鴨マグナムを作ります.
ここ何年もの懸案であった新レシピの開発は結局出来ず,最適解ではないと思いつつも例年と同じこちらのバーで...
何も調整せずにやったら,一発目はこんな感じになってしまいました.
ちょっと dish してますね.まあ穴から散弾が落ちるほどではないので良しとしますが,割とここの部分の調整はシビアなんですよね.まあ少しくらいずれていても撃てますから,気にしない人もいるかも知れませんが,弾速を安定させるにはここをバッチリ決めないと.
このくらいならいいかな.ガチャンコガチャンコやって鴨マグナム完成です.ワッズがそろそろ払底するのですが,今使っているのは Winchester 純正の WAA12R なんですね.これがもう今は売ってなくて,互換品しか買えません.クレイバスターのが国内で買えるので,とりあえずそれを注文してみます.まるっきり同じだったらいいんだけどなぁ.
狩猟者登録証一式落手
鴨用カモマスク
今期は鳥屋の鴨撃ちからスタートすることになりました.去年と違ってマスクをしないわけにもいかないですけど,普通の使い捨てマスクって白いじゃないですか.するとコントラストが強すぎて鴨からよく見えてしまうと思うのですよね.しばらく前からいろんなお店でできれば迷彩,あるいは色調の落ち着いたマスクがないかなと探していたのですけど,いいのがありません.Mossy Oak とかあったらいいのに.笑
もちろん Realtree でもいいけど,ないですね〜.生地は売られているようなので,それで作るってのも考えたのですが,通気性が微妙だしなぁ.ただそんなこんなで時間がかかってしまうと猟期も始まってしまうので,とりあえず安っぽいカモ柄の使い捨てを少し買っておくことにしました.もっと良さそうなのは宿題ということで.結局課題は先送りなのでした.
足りる?赤ワッズ
うちの方ではそろそろ狩猟者登録証が届く時期です.無許可譲受も一緒に来るので,それで猟用の火薬や雷管を買いますが,鴨マグナム用の部材が揃っているか心配になりました.特にワッズが心配.というのも去年だったかに在庫最後の一袋を開封したからです.
私が使っているのは Winchester 純正の赤ワッズ WAA12R.結構前にこれを何袋も仕入れたのでした.純正品はもう売られていませんから,次に買うならクレイバスターあたりの互換品(例:CB1138-12)になります.今期分くらいはあるだろうと希望的観測でおりましたが,数えたわけではありません.もし作っている途中で足りなくなったら面倒です.
というわけで数えることにしました.弾頭と違って軽いので十個測るくらいでは誤差が心配です.そこで50個測ってみることに.
97.5g ですね.袋から 97.5g づつ出していって3杯分+3個.ということは,この袋には 153 個という計算になります.まあ±1個くらいずれていても問題ない個数です.
とりあえず今期は鴨マグナムを百個用意しておこうと思っています.猟期中に足りなくなっても,追加生産は50個もやれば十分かな.であれば,急いで買わなくてもいいということになりますね.ただ来期は明らかに足りなくなるので,近々発注しようとは思います.
スポスタ暴走
スポスタってのは,ハーレーじゃなくて,コールマンの話しです.
納屋を掃除していたらシングルバーナーを発掘しました.昔キャンプが流行っていたときに使っていたのです.猟隊ではお昼にはこんな感じのでお湯を沸かしてラーメンを食べてる人が多いんです.私はこれでコーヒーでも淹れてたらおしゃれだなと思いました.そこで持って行く前に動作確認でもしておくことに.
ケースから出してみると,なんといつのだか分からないビンテージガソリンが入りっぱなしでした.ジェネレータ大丈夫かな?でも入っているのはラスのようだし,抜くの面倒だからそのまま使っちゃおう.ポンピング少々で難なく点火.さすが天下のコールマン.
と,思いきや,今度はバルブを閉めても火がとまりません.吹き消すと,今度は下の方から炎が出てきています.なんと暴走してるじゃないですか.どうやらバルブのパッキンが死んでいるみたい.コールマンのページに行くと,バルブ ASSY 交換で二千円とあります.そんなのもったいないお化けがでますよね.だって,ダメなのはパッキン(Oリング)だけですから.
分解したらパッキンは二重になっていて,内側が青くて,外側が黒になっていました.多分内側には耐油性のあるものが使われていて,外側は普通のパッキンなんじゃないかと思います.見たところでは青い方が若干やれてる感じがしたので,これが原因かと.材質は FKM-70(4D) でいいかな?MonotaROで50円くらいで買えますから,何かのついでに買っておくことにしましょう.
ちなみに二重になっているのを両方交換した場合,両方同じこれだと問題ありますかね?コールマンのが違っていたのはコストのためだけかな?と思ったのですが,実際はどうなんでしょう?
狩猟登録受付開始
豚コレラ危機
昨日こんなニュースが入ってきました.
死んだ野生イノシシが豚熱 茨城県 6/27(土) 21:31配信 時事通信 茨城県は27日、取手市で死んだ野生イノシシ1頭が見つかり、家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたことを確認したと発表した。同県内で感染が確認されたのは初めて。 県畜産課によると、25日午後、同市の利根川河川敷で発見され、遺伝子解析の結果、感染が判明した。発見場所の半径10キロ以内には県内に養豚場はない。県では2月から5月にかけ、県内の養豚場で飼育する約31万頭にワクチン接種を終えた。その後生まれた豚などにも定期的に接種する。うーん,ついに茨城まで来ましたか.コロナ騒ぎでそれどころじゃないという感じではありますが,こっちはこっちで見てないうちに着実に広がってきているのですね.現時点では,私がお世話になっているエリアとはかなり離れてはいますが,時間の問題という気もします.基本的には感染が確認された区域では狩猟制限がかかるようですが,農業被害を抑える意味でも,この区域が広がったから今期は休猟,なんてことにならなければいいのですが.
猟具猟装を片付ける
まああっという間に次の猟期が来るのでしょうけども,一応これからは射撃シーズンと言うことで,装備の入れ替えをしています.私は駆除には従事してないので,狩猟用品はパッキング,防虫剤を封入して片付けます.
しかし今期何回か持ち出したナイフを見たら,刃がひどいことになっています.シースから抜きさえしなかったから,気づきませんでしたね.解体には包丁を使ってますので,そっちは研いでるのですが,ナイフもちゃんと研がないとなぁ.コロナ騒ぎで外出自粛ということになってますし,今のうちにやっていこうかな.どうせ猟期が始まっちゃうと,またシーズから抜きもせず,ちゃんと研がないままで出かけちゃうだろうから.苦笑
坊主日
今回の巻狩では「若手は華山沢にタツを張れ」とのご指示でした.よく出るところらしいのですが,上りが続くので,ベテランにはつらいらしい.私は年齢こそ若手に入っていますが,体力はベテランより断然劣るので,不安しかありません.私は入ったことがない沢なので場所も分かりませんし.ここでタツ配置を決めるのはHさんです.彼は私の翌年くらいに入ったと思いますが,出席頻度も高く,性格は明るいし,フットワーク軽く,持ち前の努力と根性でメキメキと頭角を現して今やすっかり若手リーダとなっています.彼は私の体力を不安視しているようでしたが,ベテランにはベテランの考えがあって,私をそこに振ったと思うので,仕方ありません.Hさん,ここは諦めて引っ張ってください.これは修行の一環なのです.合掌
上がっていくとすぐに杣道に入ります.どのくらいの距離だか分からないので,ここで調子を足の軽いみんなとあわせてしまうと,すぐにばてて動けなくなり,かえって迷惑をかけてしまいます.そこで私のとったのが牛歩法です.ある登山家に教わった初心者向けの登り方で,歩幅を普通に歩くよりも極端に短くし,腿を上げないように進むのです.杣道なのでこの歩き方がずっと通せるわけではないのですが,行けるところは全てこの方法でいきます.すると当然遅くなりますが,息が上がらずに済みます.多少遅れても慌てて早く行こうとしてはいけないというのがアドバイスでした.私が遅くてグループについて来れず,Hさんは心配だったかも知れませんが,この歩き方のおかげで所定の場所(といっても,一番手前のタツですが.笑)にたどり着けました.他の人はそこよりも奥に行きましたが,そこまでついて行くにはもっと脚力を付けないとダメですね.遅くて良ければ行けると思いますけど,タツを張るのも時間との闘いですからね.
写真ではわかりにくいですが,このタツはちょっと高くなっていて,そこからワジ(涸れ谷)を見渡せるポジションです.が,今回は尾根の向こう側を通っていったらしいです.
猟場は自宅からかなり離れているので,そんなに頻繁には来れないのですが,それでも来たらグループでだいたい一つ二つ獲れることが多いところが,今回は私にとっては今猟期初めての坊主でした.解体なしだったので明るいうちに帰途につけて,いいのか悪いのか.笑 まあ事故もなく安全に帰宅しましたから,それが何よりですね.
年越初鳥屋
巻狩
初鳥屋2019
今期初鳥屋撃ちしてきました.鳥屋撃ちの朝は早いです.深夜のうちに自宅を出て,未明には鳥屋入りします.と,ここで(私の想定する読者のみなさんには自明でしょうけども,偶然来られていたり,猟に興味があるけどやったことなくて)鳥屋って何?という方のために説明しましょう.鳥屋は川に下りてくる鴨を狙って待つ小屋で,芦原の川縁にこんな感じに建てられています.
まっすぐ前から見るとこんな感じ.
もちろん岸からの接近は困難なので小舟で乗り付けます.堅苦しい話をすると,河川にこのような私的な小屋を勝手に建てることは出来ません.毎年国交省から許可を受けて,猟期の間だけ仮設しているものです.この鳥屋には持ち主=管理者がいて,猟期の始まる前に仮設,猟期中は船頭さんを自分でやるか雇うかして,そこへの往復やおとりの設置,獲物の回収などをします.まあ遊漁船と同じですね.興味がある方は銃砲店に聞くと,料金なども含めていろいろ教えてくれると思います.大体は複数の鳥屋と付き合いがあって,いつ頃どのくらい獲れているという情報が入ってきています.とはいえ,私などは獲れようが獲れまいが,行く鳥屋は決まっていますけども.この辺も釣り船と似たところがありますね.笑 ちなみに鳥屋撃ちをしたことがない人だったら,誰か経験者に同行してもらうことをおすすめします.
さて暗い内に鳥屋に入り,中の支度を調え,船頭さんがおとりの設置を済ませてくるころには,少しずつ明るくなってきます.
大体夜明け前には鴨は鳥屋の前に大集結しているのですが,彼らは時計を持っているようで,夜明け時刻の5分前にはみんな飛び立ちます.で,夜明け時刻になると何もいません.お約束ですね.苦笑
仕方なく葦の隙間からのぞいて,飛んでくるのを待ちます.笑
で,時々飛んできたらババーンと.
昔は朝のうちに定数満了して,さっさと帰ったりもしてたのですが,近年は昼になってもそこまでいかず,待ちくたびれて帰るほうが多くなりましたね.苦笑 というわけで,この日はお昼ご飯を食べたあとで帰ることにしました.でもまあクリスマスパーティーができるくらいは獲れたので良かったです.
鴨マグナムのハンドロード
猟期前に火薬は買っていたのですが,雷管が在庫切れになっていました.そんなこんなでようやく雷管を入手です.
レシピは WAA/HS + W209 + WAA12R + Longshot という組み合わせですが,本来はマグナム向きではないと言われる WAA/HS に代わるレシピを作ることが出来ないまま何年も過ぎてしまいました.今期もそのままで行きます.
使用するワッズは WAA12R ですが純正ですよ.未開封の最後の一袋です.
ちゃんと純正してますね.笑
次は CB あたりかな〜.とりあえずガチャンコガチャンコして作ります.
途中で昔使用した鴨マグナムの空薬莢が入っていました.本来のと比べるとこんな感じです.
左の雷管には4とスタンプがおされていて鴨マグナムの印です.右は本来の AA.そして鴨マグナムのほうは雷管面が丸いままになっているのが見えると思います.これは腔圧があがっていないためと考えられます.何年も前から WAA/HS はマグナム向きではないから,他のレシピを考えようと言っておきながら,あまり不具合を感じなかったのでそのままにしていましたが,こういうのを見てしまうとやっぱり良くないのかなぁと思ってしまいますね.ただちょっと古い薬莢なので,もしかしたら違う火薬を使ったときのものかも知れません.今度もう一度確認してみる必要があります.Longshot に濡れ衣着せるわけにはいかないですからね.笑
長靴サイズ失敗か?
靴のサイズは近年は大体 26cm を標準にしています.例のバードウォッチング長靴だと L に相当するらしいですが,かなりぴったりした感じになるので,厚い靴下などを考えると1サイズ大きいのがおすすめとのことでした.そこで LL を注文,それがもう届きました.
左が長靴,右がインソールです.長靴の方を開けてみるとこんな感じ.
折りたたまれて入っていますね.このようにコンパクトにしまえるところが特徴なのです.上の緑色のは標準添付品の収納袋です.あとは袋にコードロックの5色セットが入っています.気分に応じて色を変えられます.家族みんなが持っていたら,それぞれの色をつけられますし,こういう工夫はいいですね.
早速履いてみますと....
あら,なんかきついな.靴下もタイツもはいてなのに....1サイズ上にしたはずなんだけどなぁ.ちょっと心配になりますね.更にインソールを入れたら足の甲の部分がかなりきつくなりました.血流大丈夫かな.靴下もはいてない状態でこれですから,かなり不安です.履いた感じは足袋みたいな感触です.きついけどすぐ伸びて合うようになるのかな?苦笑
ちなみにこんなにきついと脱げないのではないかって思うのですがそこはさすが野鳥の会,優れもので,こんな秘密があるのです.
かかとの部分がちょっと出っ張っていて,ここに反対の足のかかとなり,つま先なりを当てると,簡単に脱げるのです.
ただ猟を考えると,薄手なので,足が冷たくなりそうなのも不安な点です.靴用のカイロを入れて使うつもりですが,気密性が良すぎてカイロが温かくならないかも知れないです.
狩猟用長靴を買う
巻狩の時は大体ブーツなのですが,他の猟ではほとんど長靴を履いています.それは狩猟用というわけでなく,元はといえば釣り用に買ったもので,ざっくり二昔くらいは前のものだと思います.まだ穴は開いてないし使えますが,やっぱりかなりボロい.また相乗りで出猟するときはかさばるのが気になるので,折りたためる長靴が欲しくなりました.
いろいろ探して選んだのがこちら.
なんと日本野鳥の会プロデュースのバードウォッチング用長靴です.干潟やぬかるみでも行動しやすく,クルクル折りたたんでコンパクトに収納袋に収まるという利点があるようです.バードハンティングはバードウォッチングもしてるわけですから,野鳥の会メンバーが使って便利と言うことは,我々にも便利なのではないかと買ってみることにしました.
ただこの長靴は底が柔らかいので,普通の路面を歩く場合は疲れやすいらしい.確かに薄底の足袋で歩き回ると疲れますから(筋力が落ちてると言うこと),ソールは入れた方がよさそうです.で,この長靴に合うインソールも同時注文.
近所のお店に頼んだのですぐ入ると思いますから,今度出猟の際はこれを持っていって試してみます.また感想などアップしますね.
共猟会
フラッシュライト
狩猟の時には前述のヘッドランプだけでなく,フラッシュライトも持っていきます.ヘッドランプは視線方向に光束が向くので,人の方を向くと,その人を照らしてしまうことになります.その人はこちらを直視するとまぶしくなって,しばらく他の所が見えなくなってしまいます.ですから,ちょっとした距離を照らすならフラッシュライトのほうがよいです.
という私の使っているのはこちら.
SUREFIRE 6P です.結構古いもので,今は LED 全盛ですが,これはキセノン球を使っています.電源は CR123 を2本直列で使用します.私のヘッドライトと同様,照らしたいときだけ点灯させるため,電池交換無しで何猟期かいけてしまいます.また法執行機関や軍用で使用されることもあるようで,本体の信頼性も高いと思います.ただし電球は寿命があって,スペック上は連続点灯は1時間程度のようです.私も二十年近く使っている間,一度交換しました.換え電球の価格で今風な LED 懐中電灯が買えてしまうことを考えると,万人にお勧めするわけではありませんが,フラッシュライトの中では金字塔と言える銘品の一つかと思います.
ちなみにキャンプでは昔から MAGLITE を使っていて,普通の乾電池が使えるので経済的です.しかし,ポケットに入るくらいのモデルだと光量が足りないし,大型のは光量はいいですが,スイッチがオルタネート(押して ON,もう一度押して OFF)なので一瞬だけつけるというのが不得意です.SUREFIRE はプッシュボタンがモーメンタリなので,押している間だけ点灯と言うことが出来ますし,おしりのキャップをねじ込めば,ボタンを押さないでも継続点灯ということもできます.
ヘッドランプ
当然夜に狩猟をするわけではないのですが,例えば鳥屋撃ちのときなどは未明の内に鳥屋入りして夜明けを待つというパターンなので,暗い内に行動します.
そんなときヘッドライトがあると便利です.しかし,遠くを見るときは月明かりや星明かりですし,ライトで見るのは手元の細かいものだったりします.ですから,私の場合ヘッドランプはこんなのを使っています.
だいぶ昔に買ったかもらったかしたプリンストンテックのLEDライトで,クリップになっていて帽子のつばにつけるものです.
小さいのでほんとに手元,足下くらいしか見えません.でもこれで私の場合は十分なんですね.逆に明るすぎると,月明かりなどで遠くのモノが見えなくなってしまいます.それに周りの猟友にも迷惑がかかります.こんな小さなライトでも使うのは本当に用事のある短い時間だけです.ですから,ボタン電池なのに手元に来てから交換した記憶が無いくらい長持ちしています.
いつもは猟具のセットに入れてあるのですが,だいぶ前に釣りで使ったときにどこか別の所にしまってしまったようです,猟の準備をしているときに見当たらなくなってしまいました.仕方なく新しいのを買おうかとネットで探しました.しかし今はこのくらいコンパクトなのって,あまり選択肢がないのですねぇ.困ってしまいました.
そこでもう一度徹底的に探したら,ひょんなところから見つけることができました.助かった〜.
初猟2019
今期の初猟はイノシシの巻狩でした.割り当てられた立間は尾根筋で,谷間への撃ち下ろしです.この谷間にはたくさんの通り道があって,全部が見える絶好のポジション.
ただしここを切られると,深山に入られ,もう手立てがないという責任重大なところでした.
勢子が犬に呼びかける声や,犬の鳴き声が聞こえてきたりして,ワクワクしていましたが一向にこちらにはやってきません.無線を聞いていると,犬はあちこち走り回っているようで,どうなることやら?と思っていましたが,ここにつながっている手前で待っていたK村さんが見事に大物を仕留めて,この日は終了となりました.一発も撃たなかったけど,巻狩というのはそんなものです.掃除しなくて済むと思うのがちょうどいいかと.
犬を回収して帰るときには見事な夕日になっておりました.
さて解体すると,やはり大物だけあって結構な量がとれました.うちに来たのはこんな感じ.
4kg くらいはあるかな?解体時にかけらを試食したSさん曰く,こいつはうまい!と言っておられたので期待しています.猟友を呼んでパーティするのが正解かな.
泥縄研ぎ職人
泥縄弾職人
出猟前夜に夜なべして弾作りです.とりあえず10発あればいいので,Gen6 (オートディスペンサ)で一つづつちゃんと測って作りました.
イノシシ用なので弾頭は RN です.
セミオート銃で使うのでクリンプしますが,ロールクリンプにしてしまうと弾頭差し替えのときにマウスが傷むので,Lee のファクトリークリンプダイを使います.
これはコレット式で,グルーブのない弾頭にも使用できるクリンパです.今回の RN 弾頭はグルーブ付きですが大丈夫でしょう.クリンプの有無でどう違うかというと,こんな感じ.
右がクリンプをかけたものです.なんとなく右の方の隙間が狭い気がすると思います.何年かはこれでやってますが,今のところ問題は起きていません.
今期は早い?
いよいよ解禁,初猟に行った友人からレポートが送られてきました.ここ十年ほどだったか季節が遅れる(寒くなるのが遅くなった)感じでした.ところが今期はその傾向が少し戻ったようです.出猟はもうちょっとしてからでいいやと思ってましたが,早いところ行こうかな.笑