Anatomy of RCBS Rebel Master Reloading Kit

自分が買うわけじゃないですけど,gavin の動画で RCBS Rebel Master Reloading Kit の give away の話があったので,このセットを見てみることにしました.まあ本体ですらまだ流通してないのに,キットなんてまだ先ではないかと思うのですけども,RCBS のページに載っている写真はこちらです.

anatomy1.jpg


詳細を見てみましょう.リストにはこうあります.

1. Rebel Single Stage Reloading Press
2. Uniflow-III Powder Measure
3. 1,500 grain digital pocket scale
4. Hand priming tool
5. Speer #15 manual
6. Powder Funnel
7. fold-up hex key set
8. accessory handle 2
9. case neck brushes
10. primer pocket brushes
11. deburring tool
12. case loading block
13. case slick spray lube

写真とあわせるとこんな感じ.

anatomy2.jpg


キットで妥当だなと思うのは1〜4だけかなぁ.あとは結局買い換えになるんじゃないかと思います.一つずつ見てみましょうか.

1. Rebel Single Stage Reloading Press
プレス本体です.まあこれはいいですよね.これを別のにするならこのキットは買わないわけで.笑

2. Uniflow-III Powder Measure
パウダーメジャー.将来的にオートディスペンサを使うことになるにしても,何十発も同じ薬量で作る場合にはパウダーメジャーのほうが便利なので,まあ持っていても損はないかなと思います.ちなみにこのキットではダイに挟み込んでプレスに付けていますが,スタンドを別途買った方がいいです.

3. 1,500 grain digital pocket scale
ディジタルスケール.ここにビームスケール(天秤ばかり)を持ってきたら,その時代錯誤感にビックリするところでした.笑 ビームスケールはある設定した量に合わせ込むのには悪くないですけども,これは何 gr なのか?を測るのは苦手です.それにかさばりますしね.もうこの時代,ディジタルスケールで十分だと思います.みなさんだって今はそろばんじゃなくて電卓使ってるでしょ?容量的にも1500gr(100g)もあれば十分です.帳簿を付けるためにボトルごとの重さを量る必要がありますが,そういう用途には結局別の秤が要りますからね.それはキッチンばかりでOK.

4. Hand priming tool
プライミングツール.RCBS のは割と使いやすいと思いますから,これは持っていても良いと思います.シェルホルダはユニバーサル(自動調整)なので,別途用意する必要はありません.

5. Speer #15 manual
リローディングマニュアル.これどうかなぁ.みなさん,Speer の弾頭使いますか?日本だと Sierra の方が断然多いと思うんですよね.Barnes はその次くらい?でもバンバン撃つほど安くないしなぁ.RCBS が Speer と関係があるのかも知れませんが,最初に読む本としては Lyman か Lee を勧めるなぁ.

あ,そうそう,これ以降はセットのじゃない方がいいかも?という話になります.

6. Powder Funnel
ファンネル.火薬を入れるじょうごのことです.ピストルとかライフルを10丁もってるよとか,そういう人ならこれでいいかも知れませんけど,日本だったらライフルってそんなに何丁も持ってない人の方が多数派ですよね.精々2,3丁じゃないですか?知り合いで長年射撃に凝ってる人でも片手くらいです.おまけに口径って限られるじゃないですか.狩猟だったら .30 cal だろうし.そうすると,その口径用のファンネルの方が遊びが少なくていいです.大きいと入らないし,小さいと傾くから,ちょうどが使いやすいです


7. fold-up hex key set
折りたたみ式六角レンチセット.これってぱっと考えたところでは,ロックリングに使うだけじゃないかな?で,それって大体ダイセットについてるんですよね.だから要らないと思います.まあ万に使うことは可能ですけど,インチサイズって身の回りにはあまりないですからね.もし買うならそれはこのようなタイプではなくて,Lキーの方が使いやすいと思います.

8. accessory handle 2
ハンドツール用のハンドル.ブラシとかを手動で使うなら必要ですけど,大変さにイヤになって,結局電動にしてしまい,要らなくなっちゃうんじゃないかなぁ.

9. case neck brushes
上のハンドルに付けて使う薬莢のネックの内側をきれいにするブラシです.が,いるかなぁ?複数形になってるのは,多分大小なのではないかと思います.口径で適したサイズがあるので,使わないのが来ても仕方ないと思います.

10. primer pocket brushes
プライマポケットブラシ.これもハンドルに付けて使います.サイズは多分大小でしょう.ライフルは大体大きいのが多数派なので,片方は使わないことになります.し,そんなにここがきれいになっていても意味ないような.


11. deburring tool
デバリングツール.これはネックが伸びたときにトリミングしたあとで使うものです.トリマがないのに,なんで必要なの?それにここは電動化した方が楽です.

12. case loading block
ローディングブロック.薬莢を立てておく穴の空いた台ですね.これは必要ですが,結局中途半端なサイズの穴に入れることになるので,カタカタと揺らいでしまうと思います.使わないサイズの穴もたくさん空いているしね.これも自分の使うキャリバー用のを買った方が良いです.それに数も足りません.個人的には2,3個あったほうがいいと思います.

13. case slick spray lube
ルーブスプレー.サイジングする前にルーブは必ず必要です.が,結局インペリアルが最高ってことになるので,スプレータイプはいらないです.それにスプレー使うならパッド(薄いスポンジ状のシートが付いた台)も使いたいところ.

というわけで,こういうキットって,どんな口径が来ても一通りのことをするために,中途半端なものがついているのです.アメリカだったらこれでいいと思いますけど,日本ではそうそう簡単にいろんな種類のキャリバーのライフルが買えるわけではありませんよね.大体 308Win とかになるじゃないですか.そうすると,その口径専用のツールを揃えた方が気分良く作業できると思います.私のポリシーとしては「何でも出来るは何にも出来ない」です.笑

ちなみにそれでもキットがいい人は止めませんけど,キットだけがあればいいわけじゃなくて,この手のキットは必ず使うキャリバーに対応したダイとシェルホルダが別途必要になりますので注意してくださいね.

あ,そうそう,写真に載ってるけど,リストに入ってないのがあります.これらは多分キットには付いてこないと思います.写真で言うと

A. ダイ
これは説明しましたが口径で違うので必ず別に買う必要があります.

B. シェルホルダ
同上

C. アクセサリープレート
このプレートを机に固定しておくと,ボルトを貫通させなくてもプレスがマウントできます.これはキットには多分付いていないのではないかと.

D. トリクラー
パウダーメジャーで若干少なめに火薬を出しておき,更にこのトリクラーで漸増させて,薬量を合わせ込むのに使います.が,私は使ってません.スプーンで出来ますからね.(昔買ったけど友達にあげちゃいました)しかし,これ写真に載せていいのかなぁ.絶対付いてると思いますよね?ただ「写真にあってもリストになければついてない」は,アメリカでは常識ですから,期待してはいけないです.笑

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この記事へのコメント

  • ともぞう

    とくべえさん

    こういうの作ってくれる会社があるので,RCBS が頼んで作らせたのでしょうね.Hornady のだったら売ってるのを見たことがあります.
    2020年08月04日 20:55
  • とくべえ

    E.RCBSの椅子
    これが一番欲しいです。
    2020年08月04日 20:24