巻狩用アンテナ

私が今使っている無線機のアンテナはこちらです.
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コメット CH-600FXS
フレキシブルなホイップですが,柔らかいわけではありません. 柔らかくても復元力のあるアンテナだと,身につけて邪魔になる位置にアンテナが来たとき,どけてもまた戻ってきて邪魔になるということがあります.しかし,このタイプのアンテナは曲げたら曲がりっぱなしになるので,体に合わせて邪魔にならないように曲げておけば,そのままの形で保持されるため都合が良いのです.肩よりも上に出すなら,まっすぐにできて直立状態になりますしね. アマチュア無線自体を楽しむときには,アンテナは体から離して使うものなので,直立していることが当然で,このアンテナのように,曲げたら曲げっぱなしになるアンテナの存在意義が分からなかったのですが,猟をやったら需要が理解できました.笑 一緒に巻き狩りに行く友人が,長めのアンテナが欲しいというので,私のと同じのを買ってきてあげることにしました.このアンテナは 40cm くらいあります.ダイヤモンドアンテナにも SRHF40 という同じ構造で,同じ長さのアンテナがありますので,お好みで選べますね. なお無線機を胸の辺りにつけるなら,アンテナは肩より上にでやすいので,このようなアンテナでなくても問題ないかも知れませんが,おなかや腰のあたりに付ける場合は,今回採り上げたようなアンテナの方が使いやすいと思います.

無線局免許状も車載しよう

巻狩をする人はアマチュア無線を使うことが多いと思いますが,免許状は車載していますでしょうか.近年は免許状の携帯義務がないので持ち歩いていない人も多いかも知れません.無線局証票もなくなりましたしね.従事者免許証さえ持っていれば法的には問題ないのですが,免許状も普段から車載しておいた方がいいですよ,というお話し. 以前はトラック運転手による違法無線使用が多かったので,警察も電波検問などではトラックを重点的に見ていたようですが,最近はパトロール時に普通の乗用車も見るようにしているそうです.実際先日友人がそんな目にあったそうで....乗っているのはモービル機をつけた普通車で小さなアンテナがついています.そのアンテナを見たパトカーから停止を求められたというのです.
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携帯義務が無いためいつもは積んでいないらしいですが,そのときは偶然送られてきたばかりの免許状が入った封筒ごと持っていたため特に問題なかったそうです.しかしもし免許状を積んでいなかったら(免許証は持っていても),照会するために結構時間がかかってしまうはずです.免許状のコピーで良いので積んでおくといいでしょう. アマチュア無線自体をやってる人は問題ないでしょうけど,狩猟などで副次的に使っている程度の人だと,場合によると免許状の期限が切れちゃって気づいていない人がいるかも知れません.免許証を持っていようといまいと,コールサインが有効でないと電波法違反(無線局の不法開設)で検挙されることになりますから注意しましょう.銃砲所持許可関連にも影響が考えられるので,こんなことで足下をすくわれないように気をつけたいものです. ちなみに無線を付けた車を,家族が運転する場合も気をつけないといけません.その家族が無線免許を持っていないと,やっぱり捕まる可能性があります.特にその家族名義の車だと言い訳が難しくなるでしょう.そういう場合は,アンテナとマイクを外して,しまっておくと良いです.使えない状態にしておけば問題ありませんからね. #蛇足# 免許証 = 無線従事者免許:俗に3アマとか4アマとか呼んでいる写真の付いたカード(昔は手帳)型のもの.終身有効 免許状 = 無線局免許:コールサインが指定されているもの.普通は5年間有効.
posted by ともぞう at 19:00Comment(0)

モービルアンテナ

実は前々々職が無線機屋だったこともあり,無線には多少詳しい方かも知れません.なので,今回は珍しくそっちの話題にふれてみたいと思います. そろそろ狩猟登録の時期で,準備も始めようかというタイミングではないでしょうか.グループで行う狩猟では 144MHz (いっちょんちょん)を使ってたりしますから,そうなるとアマチュア無線とも無縁ではありません.ところでこの週末,ハムフェアというアマチュア無線のイベントがビッグサイトで開催されていましたので,行ってきました.メーカーや無線ショップ,一般の無線クラブなどが販売や展示のブースを出しています. 今回,そのハムフェアに出ていたお店の一つでモービルアンテナを買ってきました.イベント中なので普通にお店に買いに行くよりは少し安く買えることが多いです.今まで車に付けていたアンテナはスリムで気に入っていたのですが,なぜまた買ったかと言いますと,山に入ると枝とかにアンテナがぶつかり,その所為で折り曲げ機能がおかしくなってしまったのです.立体駐車場に入れる機会が時々あるので,折り曲げ機構は必須なのに,このアンテナはスリムであるが故にその辺の構造が弱かったようです.そこで今度は普通の(ちょっとゴツめ)にしておきました. 今でも無線メーカーには知り合いが多いので,どのメーカーが,とか,どのアンテナが良いかとかいう話はしません.どの会社も良いものを出していますし,どのアンテナもいい面があります.商品知識があれば自分の希望に最も適したものを選ぶことが出来ますが,無線自体に興味がないと,たくさんあって選ぶのに困るという人はいますよね.狩猟で使ってるだけだから,無線はちんぷんかんぷん,そんな人にモービルアンテナを選ぶ上でのアドバイスをしたいと思います. まず周波数ですが,みなさん多分 144MHz をお使いですよね.山に入らない場合は 430MHz でも飛ぶので,猟場によって使い分けている人がいるかも知れません.まず 144MHz しか使わないという人だったら,144MHz シングルバンド用のアンテナがいいと思います.ただ今売られているのは 144/430MHz のデュアルバンドが圧倒的に多いですので,430MHz を使わない場合でもデュアルを選んで実用上は問題ありません.ではどうしてシングルの方を勧めたかというと,シングルの方が,電波への変換効率(VSWRといいます)がよい帯域(周波数の幅)が広いことが多いのです.また調整も割と簡単です.まあ今はアンテナを買ってすぐぽん付けで使うことがほとんどでしょうし(メーカーもそう考えてあらかじめ調整はしてありますが),VSWR も実用上問題なければ,細かい数字など別に気にしない,と考える人の方が多いかも知れません.そもそも測らないって人も多いかも?苦笑 次はアンテナの長さに関してです.いろんな商品を見ていると,50cm, 1m など何パターンかあるのに気づかれたかと思います.この中だと基本的には 1m あればノンラジアルになるので,そのくらいの長さのモデルがいいと思います.逆に 50cm などと短くなるとノンラジアルではなくなります.これは車体をアンテナの一部として使用するため,基台を車体に電気的に接続しておかなければなりません.またそのため車体の形状や取り付け位置によって電波の強く出る方向が変わってきたりします.対してノンラジアルは車体の影響を受けにくい特徴があります.なので,ノンラジアルとなる 1m くらいのを選ぶのがポイントかと思います. しかし 1m もあると,自分の猟場では木に引っかかるから短いのがいい,という場合もありますよね.このような理由でノンラジアルでないアンテナを選んだ場合は,必ず基台の取り付けねじを車体に食い込ませるようにしましょう.アンテナ基台を買うと車体が傷つかないようにネジと車体の間に挟む短冊状の薄い板が入っていると思いますが,これを挟んでしまうとアンテナと車体が(塗装の所為で)電気的につながりません.すると,同軸ケーブル側にも電波の元になる電流が乗ってそこから電波が出ます.要するに同軸ケーブルもアンテナの一部になってしまうのです.当然効率も下がるし,電波の出る方向(指向性と言います)は期待されるものと異なることになります. 私は狩猟時に 144MHz FM は通常通信用として,430MHz DV を他の射手の方向・距離探知用として同時に使っているので,144/430MHz のデュアルバンドアンテナで,全長がほぼ 1m のホイップアンテナを買いました.うちの車と 1m のアンテナの組み合わせは,いつも行く場所では普通木に引っかからないので,今期はこれでいきます.
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ところで余談ですが,このハムフェア会場で猟友会の帽子をかぶっている人を見かけました.さすがにベストは着てませんでしたけど.笑 声をかけようかと思ったのですが,人混みに紛れ見失ってしまいました.残念.

【レビュー】オーテク・イヤホンを狩猟に

そんなわけでちょっとお高いインナーイヤー買ったわけですね.
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実戦投入してみたので感想をば... まずちょっと心配だったのが一日中付けていると耳が痛くなるかも?というところでしたが,結論から言うと問題なしでした.私にはしっかりフィットしているようです.当然音質は無線に使うにはオーバースペックで,なんの不満もありません.音量も無線機側を小さくしていてもばっちりで問題なし.それに両耳に付けていても外部の音はほぼ減衰がなく,舞い散った枯れ葉が落ち葉の上に落ちる音も聞こえます. しかし欠点もありました.写真を見れば分かるように下の方に長く伸びています.ここを手で持って耳に付けるのですが,それは確かにやりやすいです.ところが銃を構えるときにこの部分がストックに当たることがあって,そのときには時々ずれてしまうのです.構える逆側(右撃ちなので左側)は当然問題ありませんので,左耳だけに付けるならいいのですが,折角なので両方付けたいじゃないですか.両耳で聞けば音量をギリギリまで下げても聞こえますので.そこで解決策として,この長く伸びている部分を下ではなく前に向けるようにしてみました.バランスが悪いかと思いきや,フィットしているのでそれでもちゃんと位置ズレしないで保持されます. まだ一日しか使っていないので,もうちょっと試行錯誤してみます.

狩猟用イヤホンを考える

巻狩の場合は無線を聞きながら行動します.もちろん周囲の音も聞こえないといけないので外部入力付きの電子式イヤマフを使うのが一番よいと思います.
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ところが射撃の時と違って,獲物が出たときは急いでますから,うっかりイヤマフがあがって耳から外れたりするのですよね.散弾でも結構痛い感じになるくらいですから,ライフルだとキーンがしばらくとれません. そこでイヤホンを考えるわけです.今まで Agent Smith(笑)みたいなのを使ってました.
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外の音も割と聞こえやすいのでよいのですが,時々耳から外れることがあってもっといいのはないかと探したわけです.ヨドバシのイヤホンコーナーにいくとたくさんあるので比べてみました. 今はイヤホンというとカナル式(挿入型)が多いですね.こんなタイプです.
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これは耳がふさがってしまうので,外の音が聞こえなくなってしまいます.なので,下のようなインナーイヤー式(開放型)のほうがよさそうです.耳介に置くような装着方法のため隙間ができ,外の音が聞こえやすいです.
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しかし今はもっといいのがあるのですね.例えばイヤカフスというのがあります.
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これは耳介に挟むようにして使い,音が出るのは細い部分の末端の穴からです.隙間が十分あくので外の音は問題なく耳に入ります.これがベストな感じ. ところが挟むようにして装着するため,多分個人差もあるのでしょうね,私には耳が痛くなって無理でした.というわけで,今となっては選択肢の少なくなったインナーイヤー方式の中からいろいろ試して決めました.こちらです.
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audio-technica EARSUIT ATH-CM707
結構高かったですが,これが一番フィット感が良かったので仕方ありません.ちょっと大きめで良いのですが,逆に耳が痛くなるまでの時間は短いかも知れませんね.まあまたしばらく使ってみてレポートします.
posted by ともぞう at 17:51Comment(0)

Dog Navi と IC-DRC1 を考える

今月アイコムからディジタル小電力コミュニティ無線機 IC-DRC1 というのが出ました.
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従来の特定小電力無線機は 10mW でしたが,これは 500mW です.定価が3万円なので,実売は2万強?普通に使えば通話に加えて相手までの距離と方向が表示されます.(アマチュア無線機の ID-31 や ID-51 なども同じ機能がある) 実はこの無線機, ARIB STD-T99 という標準規格に準拠しており,それは古野の Dog Navi と同じです.このアイコムの無線機のディスプレイには地図は出ないものの,位置情報はシリアル(USB)で出てくるので,PC をつないで表示させることができるソフトが用意されています.なので,小さなパッドPCでもつなげば Dog Navi のような使い方ができるわけです.それほど高度なことはしていないはずなので,アプリがくめれば iPhone とかでもできそう. ARIB 規格はあくまでも「推奨」なので,他社とどこまで互換性があるかはわかりません.アプリケーションレベルで互換性がある保証はないので,すでに存在する Dog Navi を採用したグループに IC-DRC1 で仲間入りすることができる蓋然性は高くないように思います.しかし全く互換性がないと断定することもできないので,両方持っている人がいたら試してもらいたいですね.もちろん私は両方持っていないので何も試せません.苦笑 ここでチラシを見ると,Dog Navi の犬側音声はその帯域が受かるアマチュア無線機でも聞けると書いてありますね.ということは,少なくとも犬の音声は F3E という電波形式のはずです.アイコムは F1E なので少なくともその点の互換性はないです.もちろんアイコムにも子機の音声をモニターする機能はついています. ところで Dog Navi は犬側でも 180g ありますが,アイコムは 110g と軽く,またサイズは犬側の Dog Navi を半分の薄さにしたような感じです.Dog Navi を持っていないグループで,これから GPS を導入したいけど価格面で折り合わない場合,本体に地図が表示されることにこだわらなければ,犬側も人側も同じこちらの無線機を使って Dog Navi と同じようなシステムを組むことができます.ただし出力は Dog Navi が 1W なのに対し半分ですから,同じ条件であれば通信距離は 70% ほどになります.でも古野はプロ用装置の専業メーカーですから感度は抑えめかもしれませんので,そこまでの差はないかも??アイコムは別売の電池ケースを用意しておけば乾電池が使えるのも大きいですね.

無線免許を安くとる方法

狩猟でアマチュア無線を使う人は多いですが,ほとんどの人は3アマか4アマの従事者免許をとると思います.その後,開局申請をしてコールサインをもらうことになるでしょう.そのとき手続きにかかる費用を考えると(国家試験受験の場合),
受験料(用紙,送料込):3級5382円,4級5132円 免許申請(用紙,取次込):2270円
ですから,従事者免許を取るのに8千円くらいかかるわけです.問題集を買えば1万近くかな? 次いで開局するのに新しい無線機(現在のスプリアス基準に合致した技適機種)を使用する場合,手続きは通信局に直接行えるので簡単です.この場合,書面での申請なら4300円,電子申請なら2900円かかります. さて表題の「安く」というのは,前者の従事者免許を安く済ませる方法についてです. 実はアメリカなど海外の免許も日本で有効なのです.どちらにしても開局申請は必要なのですが,従事者免許は日本のでなくてもよいわけです.アメリカの資格は以下の3つのクラスになっていまして,それぞれ日本で同等と見なされている級があります.
Amateur Extra → 1アマ General → 2アマ Technician → 4アマ
またドイツやカナダ,オーストラリアなどの免許も互換性があります. でも安いからといって,アメリカに行ってとってくるというのではチケット代がかかるわけですから本末転倒ですよね.ところがアメリカの免許は日本でもとれるのですよ.こちらを見てください.アメリカの免許は総合通信局に相当する FCC が認可したボランティアチームが行う試験に合格すれば取得でき,そのチームが日本にもあるのです. たとえば関東ですと,群馬,茨城,東京,横浜,横須賀逗子などに試験チームがあります.で,この受験料がなんとたったの $15 (もしくは相当の日本円)なのです.日本だと合格した後免許の申請をしなければなりませんが,アメリカの場合は別料金がなく,試験合格=コールサイン発給になります.要するに日本だと ①受験 ②合格後従免申請 ③従免到着後開局申請 ④局免発給 というステップなのに対し,アメリカの場合 ①受験 ②合格後局免発給 と,途中がないのです.ですから,トータル $15.激安ですよね.ただアメリカのコールサインでは日本国内での運用はできません.具体的にはアメリカの免許が下りたら,その免許のコピーを添付して,日本の開局申請書の従事者免許番号欄にアメリカのコールサインを書いて,日本のコールサインを得るという段取りになります. アメリカの試験は Question Pool という無料でダウンロード可能な試験問題集から必ず出題されます.もちろん問題文は英語ですが,全く同じ文章ですから覚えてしまえばいいのです.まあ英語に拒否反応が出る人には無理かもしれませんが....あと一つ難点があって,それはアメリカに手紙を受け取れる住所が必要だということです.これは友人や親戚がいれば,頼んでその住所を使わせてもらうことでクリアできます.もちろん有料の私書箱サービスでも大丈夫です. というわけで,誰にでもお勧めできるわけではないのですが,アメリカに友人や親戚がいて,自分自身も英語にそれほど苦手意識がないという人だったら,こういう方法で安く済ませられる,というお話でした.私は結構前に従事者免許をとっているので今更関係ないのですが,友人がアメリカ免許を元に日本のコールサインをとったという話をしていたので思い出した次第. ちなみに英語は見たくもないという人はあきらめて日本の免許をとるしかないですが,国家試験を受けるときに3級と4級で悩んでいる人へのアドバイスです.3アマは以前はモールス受信の試験がありました.このときは確かにハードルは高かったかもしれません.しかし今は法規の中で紙面で問われるだけなので,4アマとの違いはそこしかない,要するにレベル差はほとんどないのです.銃猟の1種と2種の違いより小さいです.だったら3アマをとったほうがいいですよね.3アマがあれば 50W まで扱えますから,移動局の最大電力まで合法的に使えます.ところが4アマだとそれが 20W までになります.今時の無線機の値段は 20W でも 50W でも普通は同じで,無線機屋さんでも 20W はあまり売れないために,在庫があまりないなんてことがありますし,リセールバリューも落ちます.それに新品で買うときも同じ値段なら 50W を買っちゃおうなんて思ったりする人がいるかも知れませんが,4アマだとそれは電波法違反になります.電波検問で摘発された場合,道交法とは比較にならないくらいヤバいことになります.我々はコンプライアンスには気を遣うべき立場にいますから,そんなつまらないことで足下をすくわれないようにするためにも,とるのは3アマにしておいたほうがいいと思います. で,私の個人的なお勧めのテキストはこちら.
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初級とありますが,これは3級と4級の意味です.どっちを受けるにしてもこの本でOK. あとは試験以外にも養成講習会でとる方法もありますが,どちらを選ぶかはその人次第ですね.銃砲や狩猟の試験で苦労した苦い思い出のある人(丸暗記が苦手)だったら,講習会の方がいいかも知れませんが,問題集もそんなに分厚いわけではないので,国家試験の方が時間的にも経済的にも楽だと感じる人の方が多いのではないか?と思います.(個人的見解です)なお養成講習会は4級の場合10時間の講習があります.二日に分けて行いますが,夜間だけの5日間コースというのもあります.23000円くらいです.3級の講習会は4級をとってから7時間受けます.13000円くらいです.

巻狩用イヤホン?

巻狩の場合は無線を聞く必要がありますが,スピーカーから盛大に音を出していれば獲物は避けていきますので,イヤホンを使うことになります.しかし,獲物の足音を聞くためにはイヤホンで耳をふさいでいては聞こえなかったり,片耳だったら方向がわかりにくくなります. そこで音が入ってきやすい Agent Smith(笑)というか SP も御用達なこんなのを今は使っております.
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アコースティックチューブイヤホンと呼ばれています.具体的にはうちのは第一電波工業のです.
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これで用は足りているのですが,もうちょっと格好いいのがありました.ソニーの Xperia Ear Duo というのです.
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イヤホンに穴が空いているわけです.スピーカを耳のそばで鳴らしているような感じですね.ただ Bluetooth なので,アダプタでも付けない限りは今使っている ID-51 では使えないし,そもそも価格が3万以上するので,猟場みたいになくす可能性が高いところでは使う気になりません. ところがこんなのもあるようなのです.
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これは STH40D とありましたが,まだ発売されていないみたいで,価格は分かりませんが,有線版なのでなんとか付くかなぁと思っています.でもまあそんなに安くはなさそうだし,しばらくは Agent Smith かな.笑

イヤホン直す

こんな感じで取れました.
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このままだとハンダ付けしにくいので,トランスデューサ(小さなスピーカ)を外します.
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で,ちょちょっとハンダ付け.
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元あったように戻します.
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写真を撮るのを忘れましたが,音が結構漏れるので試しに綿を詰めました.で,キャップをつけて完成.
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無事直りましたが,音漏れは軽減した気はしません.やるなら根本的にやらないとですね.

イヤホン壊れる

私が無線機につけている巻き狩り用(笑)イヤホンはこちらです.
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昨日使おうと思ったらケーブルが脱落しました.なんだ?と思ったらトランスデューサで断線.外れやすい構造になっていて,無理がかかったみたいです.仕方なくスピーカマイクを耳元に来るようにして,立間では極小音量で聞いてました. 思えばこれを買ったのはちょうど1年前だったので,短い命でした....なーんて,まあ直そうとは思ってますけどね ちなみにアコースティックチューブを使った感想ですが,フィットするように調整(角度や長さ)したあとは快適です.ただし若干外れやすい印象はあります.外の音が聞こえやすいので狩りにはいい感じですが,逆に音漏れが大きいので,音量は大きく出来ません. 外には音が漏れないけれども,外の音は良く聞こえるというのはやっぱり電気式イヤマフ(に外部入力する)しかないかな.

狩猟用ハンディのアンテナ

普段は短いホイップを使っていますが,山に入ると尾根をいくつか超える必要があったりしますので,アンテナゲインはある程度あった方が使いやすいです.そこでフレキシブルアンテナを買ってつけていたのですが,根元に力がかかって折れ気味になってしまいました. で,今度はもっとフレキシブルなのにしてみました.
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コメットの CH-600FXS です.これと全く同じモデルかは分かりませんが,同じタイプを猟隊で他に使っている人もいるので,大丈夫かな? ちなみに猟で使ってなかったときは,なんでこんなアンテナがあるんだろう(=アンテナはまっすぐな方が原理的には性能がいい)と思ったのですが,こういう用途には合ってるんでしょうねぇ.笑
posted by ともぞう at 20:18Comment(0)

ID-51

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山には ID-51 を持って行ってます.が,周りはみんな 2m FM なので,DV は使わないでおります.しかし,カーチャンクでも誰かやお互いの位置(方向と距離ですが)が分かるのは利点だと思うんですよね. 今まで自分の隊で DV を持ってるのはあと一人だけだったのですが,ひとりハンディをリプレイスしたいということで,ID-51 を勧めてみました.ほしいと言うことなので探していると中古で無印を発見.実は ID-51 は現在販売されているものは新機能プラスモデルII ってのになっておりまして,この新機能というのは PC に接続して別のレピータにアクセスできるというものなので,正直山でしか使わないような人にはいらない機能なのです.ですから,無印でも安いならそっちがいいわけですね. 無印でもデュアルワッチできるので,猟隊で使っている FM のネットワークに DV を持っている人だけのネットワークがオーバーレイする形で両立でき,そのうちこの便利さが浸透してくれば,全体が DV に移行することになるかも?というわけです.まあ山でどのくらい使えるかというのはやってみないと分からないですから,試行といったほうがいいかもしれません. ただ有害駆除をやっている人も多いので,将来的には全体がデジ簡に移行する可能性もありますけどね.
posted by ともぞう at 21:45Comment(0)

巻狩用イヤフォン

今まで鴨でも使っていた電気式イヤマフに無線機の音声信号を入力して使っていました.しかし,遠くから獲物が近づいてくるのにイヤマフを使っていると聞き逃しやすいという指摘がありました.似たようなモノを使っている人が失敗したことがあるのかも知れません.私の使用しているイヤマフの性能から考えれば,私は全くそうは思いませんが,巻き狩りはグループで行うもので,規律が重要ですから,よくないとは思っていますが一度それに従ってみることにしました.偶然イヤマフをずらしているときに,イノシシが出てしまい発砲したのですが,思ったよりもキーンが短かったというのもあります. そこで家でイヤホンを探したのですが,外部からの音をある程度遮蔽してしまうので,方向がわかりにくくなります.それでは本末転倒ですから,こんなのをゲットしました.
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アコースティックチューブ式です. これだと外部の音も遮蔽しにくく,無線機からの音も自分にはよく聞こえます.これってどこかで見たことありますよね?そうです.Matrix で出てくる Agent Smith です.これですね.
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改めて猟隊の人たちの使っているイヤホンをまじまじと見ましたが,このタイプを使っている人も結構多かったです.実際に適しているのかも知れませんね.

【勝手にFAQ】狩猟用ハンディ

今回の検索ワードはこちら
狩猟+ハンディ+アマチュア無線
狩猟で使う無線には,従事者免許の要らない特定小電力のハンディ機もありますが,ここではアマチュア無線ということなので,そちらを考えてみたいと思います. 単独猟の場合は無線はいらないので,いずれにしても買おうという人は仲間がいるはずですよね.その場合はその仲間と同じ「周波数(バンド)」が使える無線機が必要になります.多くの猟隊は 144MHz (その波長から2mとも呼ばれる)バンドでしょう. 現在市販されているほとんどのハンディ機は 144MHz/430MHz のどちらかか一方のシングルバンダーか両方使えるデュアルバンダーです.実は 430MHz の方が使える周波数帯域が広いので混信がおきにくいのですが,山林などでは尾根を超えて通信を行う必要が出てきます.この場合は電波の直進性が強い 430MHz にくらべて,陰に回り込む性質(回折)の強い 144MHz の方が有利になります.それと昔は周波数の高い 430MHz のハンディ機は高くてメジャーではなかったので,そういう意味でも狩猟と言えば 144MHz の方が普通でしょう. 電波形式に関しては FM が大部分ですが,現在では DV などのディジタルモードもあります.このようなモデルは多くの場合 GPS が搭載されており,自分が送信する電波に位置情報が重畳されるため,通信相手の方向や距離が表示される機能があります.特に山中では便利だと思いますし,混信も避けやすいのですが,現在のところ狩猟で使っている人はほとんどいないように思います.ただこれから新しく買う方はこのような無線機にしておけば,他の人たちが FM しかもっていなければ,それに合わせ,みんなが DV に対応したらそれを使うことも可能ですので,個人的にはおすすめします.下のような機種があります.
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ICOM ID-51
その他,狩猟で使うハンディ機に求めたい機能としては,防水性があります.上の無線機も防水性があります.FM機でもこんな感じのものは防水です.
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八重洲 VX-7
ハンディタイプでハイパワー(5Wくらいのこと)を出そうとすると,どうしても電圧が高くないといけません.そのためこのような割とコンパクトな無線機ではリチウムイオン電池が標準になっています.もちろんオプションで乾電池が使えたりもしますが,その場合はフルパワーはでません.まあそれほどパワーはいらないことのほうが多いですが,状況によっては厳しいこともあるので 5W でるほうが安心と言えば安心ですね.それでも電池がすぐなくなるので,普段は 1W くらいに抑えておいた方がいいと思います. 狩猟でしか無線を使わない人は管理が悪く,バッテリをダメにしてしまうケースが多いようです.なので,将来にわたる入手性が担保されない専用バッテリーではなく,いつでも買える単三でハイパワー5Wを出したいという人もいるでしょう.この場合は筐体がどうしても大きくなりますが,こんな感じの無線機もあります.
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FT-270
さて現在市販されているハンディ機はアンテナ端子がほとんど SMA 型になっています.以前は BNC 型といって,バヨネット式のコネクタが使われていたのですが,SMA の方が外形が小さいため,小型化が進んだ近年は SMA がハンディ機の標準となっています.狩猟の場合は前に書いたとおり尾根越えの通信を行う機会があるため,アンテナも付属のものではなくて,フレキシブルで利得の高い長いものを使う人が多いです.アンテナが長くなるとコネクタに力がかかりやすくなりますが,残念なことに SMA はそれほど丈夫ではないので,そういう意味では不利になります.長いアンテナをつける場合は根元に力がかからないように特に気をつけましょう. あと,無線機は手に持って使うのではなく,本体はポケットなどにいれて,外部にスピーカーマイクをつけたりすると思います.このプラグも機種によって違うので,買う場合には注意しましょう. というわけで,注意事項をまとめますとこんな感じなろうかと思います.
周波数  :猟隊に合わせる.普通は 144MHz. 電波形式 :ほとんど FM.しかし将来的には DV なども考えたい. 出力   :普通はそれほど要らないが尾根越えなどでは 5W 出る方が安心. 電源   :最近はリチウムイオン.ニッカドよりましとはいえ寿命がある.気になる人は乾電池等が使えるものを選ぶのも手. アンテナ :現在はコネクタが SMA のが一般的.強度が BNC より劣るので扱いは気をつける. マイク  :メーカーやモデルによってプラグが違うので注意.
posted by ともぞう at 21:46Comment(0)

【勝手にFAQ】狩猟用ハンディ

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狩猟+無線+ハンディ+おすすめ
猟期以外でもよく使うなら別なのですが,多くのハンターは猟期にしか使わないようですね.久しぶりに出したら動かなくなってた,なんて話を時々聞きますので.特定小電力など免許がいらないシステムもありますが,あまり飛ばないことから,アマチュアの免許を取得して使っているとします. ハンディタイプですと主には 144MHz か 430MHz でしょう.ただ山の中で使う場合,特に尾根越えなど地形による遮蔽がある場合は周波数が高い 430MHz ですとつながらなくなる可能性が高くなるので,より周波数の低い 144MHz 帯のほうが有利です.また出力もある程度はあったほうが安心できます. さらに最初に書いたように,長期間放置して,猟期になってから取り出すことを考えると,ニッカドバッテリーを使用した無線機は電源トラブルのもとです.バッテリーを買いかえればいいのですが,高価だったり,モデルチェンジすると手に入らなくなったりもします. そんなことを考えながら現行機種を見ていると,良さそうなのがこちら.
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八重洲の FT-60 です.144/430MHz のデュアルで 5W でます.ニッケル水素電池パックがついていますが,専用の乾電池ケースを買っておけば,乾電池やエネループも使えますので,ダメになったら入れ替えることも簡単です.そのケースは電池が6個入るようになっているので,エネループをいれたとしても 7.2V となり,その電圧でフルパワーである 5W でるというのが大きな特徴です.他の無線機でも乾電池やエネループが使えるケースがありますが,多くの場合は専用の充電池より電圧が低くなるため,カタログ通りのフルパワーが出ない場合がほとんどです.一方,欠点は筐体が大きいことです.あとは防水ではないので,ある程度気を使わないといけません. 他の選択肢としては GPS がついたこういう機種もあります.
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アイコムの ID-51 です.144/430MHz 5W で,従来の FM に加えて D-STAR というディジタルモードも使えます.位置情報を送ることができるので,相手も D-STAR の GPS 付きの無線機を使っていれば,相手との距離や方向を表示することもできて便利です.仲間内で自動応答するように設定すれば,しゃべらなくても相手の位置が表示できます.ハンターで使っている人はそれほど多くないと思うので,混信もないですし,FM しか周りが持っていなければ従来通り FM で交信することもできます.欠点は乾電池ケースが単三電池3本用しかないので電圧が低く,専用バッテリーでない場合は出力が小さくなってしまうことです.ちなみに専用バッテリーはリチウムイオンなので,小さい割に性能が良いです.ちなみに D-STAR はインターネットで接続されたレピータが日本各地どころか世界各地にあります.ですから例えば(自分も相手も近隣の D-STAR レピータのサービス圏内にいることは必要ですが)北海道で鹿撃ちをしながら,地元の岡山でイノシシ撃ちをやっている猟友と話す,なんてことも可能なわけです. 猟場によっては,みんな見通し範囲にいるし,パワーもいらない,GPSも不要,とにかく小さい方がいい,ということでしたらこの機種がよいでしょう.
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八重洲の VX-3 です.手のひらに収まるようなサイズで,小さすぎて使いにくいくらい小さいです.笑 私は VX-3 か ID-51 を猟場によって使い分けていましたが,VX-3 より大きい ID-51 でも猟友会ベストの外側の無線機ポケット?に入る大きさですので,近年は ID-51 ばかり使っています.
posted by ともぞう at 07:13Comment(0)

古い無線機を使っている場合の注意

狩猟でアマチュア無線を使っている人はそれほど無線自体に詳しくないことが多いので詳細は割愛しますが,噂くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか.それはスプリアス規定が新しくなり,平成29年11月30日までしか古い規格の無線機は免許されないと言うことです. 自分の無線機が新スプリアス規格に対応しているかどうかを確認するためには,その無線機の工事設計認証番号(無線機本体に貼ってあるラベルを参照)を見て 002KN*** の下三桁が 625 より大きいものであればOKです.またはこちらのリストに載っている無線機も対応しています. 対して新規格に対応していない無線機は平成29年12月1日以降は新たに免許されません.また新基準に合致した無線機とそうでないものの両方がすでに免許されている人の場合は再免許はされますが,平成34年12月1日以降は旧規格の無線機の使用が出来なくなります. しかし膨大な数の旧規格無線機が出回って,現在も使用されているため,JARD ではこれらの無線機が新基準に適合するかどうかの調査を行っています.もし新基準に合格するようであれば,JARD の保証認定を受けることによって,新基準の無線機と同様継続使用が出来るようになる見込みだそうです. 現況を先日聞く機会があったのですが,FMハンディ機やFMモービル機は新基準を満たす可能性が高いそうで,狩猟で無線を使っている人の多くは,保証認定を受けることで継続して免許が受けられるケースが多くなりそうです.ただしオールモード機は対応できないケースが多いかも知れないとのことでした.まあ面倒な人は素直に新スプリアス規格に対応した新しい無線機を使えばいい話ですけどね. 狩猟でみなさんが使っている無線機を見ると結構古い機種を目にするので,注意した方が良いポイントではないでしょうか.現時点ではまだ旧規格の技適機種でも免許されるので,当該機種の保証認定のやりかたはまだ告知されていませんが,いずれ通る道ですので,決まり次第続報をエントリしたいと思います.
posted by ともぞう at 07:47Comment(0)

【狩猟と無線】新規定の話

狩猟ではアマチュア無線機を使っている人が多いですね.合法的に使っていれば問題はないのですが,狩猟でしか無線をやってない人だと,アマチュア無線自体のことをよく知らない人も多いようです.両方やってると,この人たち大丈夫かなぁ,と心配になることもしばしばあるので,そんな話を思いついた順に書いてみたいと思います. 10年程前に無線設備規則が改正されて,俗に言う新スプリアス規制が始まることになりました.これは簡単に言うと電波のきれいさの基準が上がったということです.狩猟をやっているみなさんが使っている無線機は車載かハンディでしょう.これらは局免許を受けるとき通信局の検査を受けている人は皆無だと思います.すなわち「保証認定」を受けるか,「技術基準適合証明(技適)」を受けた無線機で開局しているはずです. 昔の話なので忘れちゃったよ,なんて人もいると思いますが,このとき使われている無線機が古い基準で免許されている場合は,平成29年12月1日以降,再免許(無線局免許の更新)が出来ません.よく分からないから同じ無線機を使ってる友人に聞いたよ,という人でも実は同じモデル名でも,ロットによって異なる技適をとっているものがあるので注意が必要です. 自分で確かめるには総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のページから無線機に貼付されているシールの証明番号(02KN312とか)を入力して,スプリアス規定が新規定になっているか確認しましょう.自分が免許されている無線機全てが新規定であれば問題ありませんが,旧規定が混ざっている場合はその無線機は事前に抹消の変更申請をしておかないと再免許がスムースに運ばないと思います. 旧規定の無線機を使い続ける方法は,フィルタなどで新基準に適合した状態にして,それを較正された測定器で測定したデータを添付した「スプリアス発射及び不要発射の強度確認届出書」を通信局に出すとか,旧基準無線機でも新基準に合致していることをメーカーが確認していれば,その旨の届出書を出すことです.ただ後者ならともかく,前者はアマチュア無線自体を楽しんでいる普通の人たちで難しいと思いますから,ましてや狩猟でしか使ってないような人にはなんだかさっぱり分からん,という話でしょう.きっぱり諦めて新しい無線機に入れ替えるのが一番早いです. あと二年以内には全て方を付けておかないと,再免許の時期に慌てることになりますよ.無線設備の入れ替えだって手続きに時間がかかるのですから,今のうちに準備しておきましょう.
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